この数年の課題のひとつが、ランディ・ニューマンに親しむだ。

 ニルスンの「熊」とスリー・ドッグ・ナイトの「ママ・トールド・ミー」やNGDBの「リヴィン・ウィズアウト・ユー」辺りがオンタイムでのニューマン体験。

 70年代後半のヒット・メイカーの時代も含めて彼のアイテムは持っていなかった。

 んで、何となく数年前から、彼のアイテムを集めるようになった。取り敢えず、初期の4作品は手元にある。

 ぶっきらぼうな唄い方、よく読むとかなりシニカルな歌詞辺りに魅力を感じている。

 しかして、面白いけど、まだ、ニューマンに入り込めていない、入ってもこない。

 ランディ・ニューマンとは何者だ!

 そのアーティストを知らしめる上で最も的確な形容をしているレコードやCDのコピーを読む。

 …シンガーソング・ライターの大御所ランディ・ニューマンの詩情溢れる傑作。人間に対する暖かい視線と皮肉を織りまぜた言葉、メロディーは、君の胸に深い感動を呼び起こす。…これぞグレイト・アメリカン・ミュージック!!ディランと並ぶ偉大な詩人・作曲家。あふれる抒情と豊かな感性でアメリカの苦悩する現実をみごとに浮きほりにした問題作。…美しさと、きわどさを自在にあやつりながらアメリカを歌い続ける吟遊詩人ランディ・ニューマンの最高傑作。…クールでシニカルなシンガー・ソングライター、ピアニスト、ランディ・ニューマン珠玉の12篇。…

 そっ、歌詞は絶対に面白いんだ。ただ、読み込みが足らないし、歌詞世界が難しいんだ。

 皮肉や比喩的表現、歌詞世界が、当時の米国人でないと解らないよって感じ。

 日本盤の対訳に注釈も掲載されているから、多少は理解も出来るけどね。

 初期の名曲「セイル・アウェイ」の歌詞にしたって、ストレイトに解釈したら、米国賛歌だし、「イエロー・マン」は中国人蔑視だしね。

 まっ、ヘヴィでディープでシニカルでキンキーな音楽家なんだよね。

 そんな辺りがオイラにとってはマストなアーティストなのさ。

 まっ、人生、先は長いから、ゆっくりとランディ・ニューマンには接していく事にしよう…(^・^)Chu♪