今年も残すとこ後2日だね。早いもんだ。

 音源マニア&コレクターとして今年は、いろいろとゲット出来て嬉しい年だったね。

 まっ、1年間で入手したブツの総額は40万円位で、かつての超コレクター時代の1ヶ月分の出費にしかならない。

 そんだけ収入も低いのだから、しょうがない。ただ、あの頃に比べたら、欲しいブツの量も少ないけど、しかし、実質欲しいブツの半分くらいはパスした。それはチョイと残念だ。

 そう、昔は余計な物も買っていた。何度かのズンドコ期を過ぎて、ほとんど失った後、自分には何が本当に必要かは判ったので、以前程に欲しいブツも無いけどさ。

 んで、本日は、そんな今年、オイラが入手したブツの中からベスト3を発表します。

 その第1位が、こりだよ。あっ、そうだ、その前に、お知らせします。

 中野D児は、ローリング・ストーンズのディスク・コレクターとして復活しました!

 今年、こりをゲットしたのがきっかけだったのさ。

 それは『In The 60's コレクターズ・ボックス』ね。60年代Decca/London期の英米盤を音源中心にコンピした箱物ね。

 ストーンズのDecca/London時代のCDは93年にコレクター卒業して以来、殆ど入手していなかったんだ。

 しかして、去年辺りから聴きたい&欲しい気持ちが芽生えた。

 09年にリリースされたこの箱の存在は知っていたので、その時期の音源CDをバラで揃える煩雑さを考えたら、こっちを欲しかった。

 それに日本盤のミニチュア・ジャケが帯付きでオマケになっているのもミリキ的だったからね。

 ただ、定価が4万8千円だから、新品では手が出ない。ユニオン辺りで見かけても3万円前後で、ボンビ~なオイラにゃ、まだ手が出ない。

 んで、アマゾンで探したら、ありましたよ、16800円で。

 まっ、本当は実際にブツを確認して購入するのがモットーだけど、まっ、この値段なら良しとしてオーダーしたよ。

 届いたブツは、何と"新品中古"だった。まっ、箱の数ヶ所が破損していて、新品として販売するにはチョイと厳しいコンディションだった。

 その辺りの"和氣あり"で、上手く安く入手出来たのだろうけど、嬉しかったね。

 48000円定価が殆ど新品で16800円での購入だからね。

 タダ同然とまではいかないけど、コレクションの神様の贈り物だとは思うね(笑)。

 その影響もあり、ローリング・ストーンズのディスク・コレクターとして復活する気になったのさ。

 まっ、昔みたいに何でもかんでも全てでは無くて、自分のこだわりのあるアイテムだけだけどね。

 音源的には63~73年の期間のブツだね。取り敢えずは、Decca/London期の英米日盤を其れなりに揃えるよ。

 もちこの時期の日本盤の帯付きは殆どが高額で手が出ないので、ほどほど価格の帯無し盤を入手して、箱のオマケのレプリカ帯を拡大コピーして付けて、何ちゃって帯で雰囲気を楽しんでいるのは、日記で紹介済みだ。

 後は例外的だけど『サッキング・イン・ザ・70ズ』の帯付き日本盤と米国盤も欲しいね。収録曲が面白いし、内容やジャケも違うしね。

 さぁ、ローリング・ストーンズの伝説のマニア&コレクターの復活だ、アッハッハッ!

 そんな和氣で、第1位はストーンズの箱でした。

 第2位は、やはし八ツ橋、こりでしよう。

 ヨーコさんの『Fly/フライ(71年)』ね。ヨーコさんのロックなアルバムで傑作だ。その上2枚組なのも素晴らしい。

 繊細なヨーコさんからアヴァンギャルドなヨーコさんまで存分に楽しめるないようだ。ジャケもかっち良いしね。

 かつては米国盤を持ってたけど、金策の為に処分した。

 いずれ買い戻ししたいと思っていた。もち理想は東芝/Apple盤の帯付きだ。

 春頃にチャミズのユニオンで、それに遭遇したけど35000円だった。勿論、そんな金はない。指をくわて見るだけだった。悲しい気持ちだった、貧乏は辛い。

 そんな傷心の日々、ジュクのユニオン中古センターに行ったんだ。

 したら、またもや遭遇だ。ただ、こちらは東芝/Appleの初版だけど帯無しだ。

 でも価格は、チャミズの帯付きの約1/20の1800円也。

 迷わずゲットだ。帯無しだけど、ブツ自体だけでも買い戻ししたかったからね。

 帯には執着があったけど、チョイと秘策を持っていた。

 マッカートニーの『ラム』は丸帯で所持してたのでそれのAppleマークをカラー・コピーする。

 レノンの『イマジン』の帯もコピーして上下部を使う。

 帯のアルバム・タイトルや宣伝文等は歌詞カードのそれを拡大コピーして、チョイチョイと切り貼りコラージュした。

 そんでジャケットに巻いたら、ありゃりゃ、立派な帯に見えるじゃありませんか!

 オイラの創作もミックスされた何ちゃって帯だけど、オイラ的には仕上がりが非常に気に入っている。まっ、オイラはアーティストだからね。

 そして、気がつけば、このヨーコさんのブツに巡り会ったのは、奇しくもオイラの58回目のお誕生日だった、4月10日の事でありました。何てドラマチックなんだ(笑)。

 こりもコレクションの神様のお恵みだね(笑)。

 したらば第3位の発表です。

 それはピーター・ポール&マリーの『Album 1700(67年)』の英国盤です。

 そっ、オイラは10年位前からPPMのレコードをコレクションしているのさ。

 このアルバムの米国盤ジャケはメンバーがボニー&クライド風のコスプレ・ジャケだけど、何と英国盤はジャケが違ったのさ。

 日本でも67年発売の初版の東芝/W.Bros.は米国盤とは違う写真のジャケ(71年再販のパイオニア/W.Bros.では米国盤と同様)だったけど、英国盤も違うとはクリビツだったよ。

 4月頃に去年リリースされた紙ジャケCDをゲットして、内容の濃いライナーノーツを読んでたら写真付きで紹介されていて知ったのさ。

 う~ん、こりゃ、コレクターとしてはマストなアイテムだ。どうやって入手しようかと思っていたら6月にジュクのユニオンで発見だよ。2940円ね。

 通常のPPMの中古の中じゃ高い値付けだけど、テキも素性は判っているのだろうからしょうがない。コレクターとしては迷わずご購入だじぇ。

 この英国盤、ジャケット自体のデザインは同じなんだ。ただ、メンバーの写真が、米国盤のギャング風と異なり、公園のベンチに座っている普通の写真に差し替えられている。

 何故、そんな事態になったのかは不明だけど、コレクター的にはマストなアイテムだから、嬉しかったね。

 まっ、欲しくて探しても全然見つけられないブツも珍しくない。

 しかして、こりは気づいてから、僅か数ヶ月で入手出来たからラッキーだよね。

 こりまたコレクションの神様が贔屓してくれたんだよね。

 手縄毛で、他にもいろいろとあるんだけど、ベスト3を紹介したよ。

 ホントに充実した1年だったね。それはコレクションの神様のおかげだな、サンキューです、来年もヨロピクッ。

 まっ、この1年で音源&ブツ・コレクターとしては完全に復活したなと実感したオイラでした、楽しいなッ!…(^・^)Chu♪