さのばびっち!…お前の母さん、ばいしゅ~んふ(バババのバ by 中野D児 1990)。

 やはし八ツ橋、お気に入りジャケの大将は、ビートルズの『ホワイト・アルバム』だな。

 まっ白なジャケでバンド名だけ浮き出しの処理はスゲェ。

 68年の暮れに銀座ヤマハから通販でゲットした小包を明けて、たまげた。

 なあ~んてシンプルなジャケットだ。その分、アルバムの内容は、ぎゅうぎゅうだ。

 ポスターもかっち良い。裏面は歌詞カード、後年、気付いたが、この時代、欧米発売盤で歌詞が印刷されているのは、かなり稀だった。

 中学一年生のオイラは、聴きまくった。ハマっった。それ以来、40余年ハマりまくりだ。

 オイラが入手した『ホワイト・アルバム』は米国盤の"初版"のひとつだ。

 この時期、米国盤は生産される工場などにより、製品に微妙な差異がある。

 ジャケの折りやレーベルの書体等ね。だから、同時期に生産されても、カリフォルニアとニューヨークの工場では別物になる。

 こりのバヤイは、通しナンバーが刻印されているけど、パターンが異なる。

 そんで、40余年が過ぎた今も、このブツはオイラのトコにある。

 途中、何回も財産処分はあったけど、このブツだけは手放さなかった。

 因みに、40年以上、オイラの手元にあるのはこりだけね。

 今、気が付いた、アルバム自体と、このブツ自体が、オイラ自身であり、オイラが生きてきた証でもあるんだな。

 どんなにキツイ時も、こりを見て、聴いて、生き延びた。

 まっ、こりは、オイラの"命"なんだよな。


 因みに『ホワイト・アルバム』は一時期、各国盤や企画番号違い、CD等50枚位持っていて、聴き比べやったけど、音質は、この初期米国盤がザラッとしていてソリッドで生々しく、各アイテムの中でいちばんイカす。

 CDのマイルドな音質なんか聴いてらんねぇよ!!!

 手縄毛で『ホワイト・アルバム』は、オイラの人生の中で重要な意味を持っているのさ…(^・^)Chu♪