まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 あや。

 金曜日にupの予定が、丸一日遅れになってしまいました。

 雨のせいなんです・・って、そりゃいくらなんでもウソです。

 待ってた皆さま、お待たせいたしました・・って、ほぼいないか。

 ま、い~や。

 い~よね。

 さて、本日はいよいよ、行ってきました伊勢参り、の報告編でございます。

 ねぇ、ちゃみのエア江戸時代伊勢参りも無事終わったし、今回のとっしょり蒼辰の伊勢参り、食べたぜ編も紹介し終えたし、残るはわずか。

 まずは伊勢参りへと参りましょう。

 東京からだと、新幹線で1時間半。そこから近鉄特急に乗り換えて、さらに1時間半あまり。

 伊勢市駅に着きます。

 ここから伊勢市駅前商店街を抜けて、徒歩5分ほどで、外宮の前にたどり着きます。

 どのガイドブックにも、外宮から参拝するのが慣わしとされているとあったので、それに従っての外宮から参拝です。

 んがっ、帰りに利用した地元タクシーの運転手さん、その定説を見事に覆してくれました。

「どっちが先とか、ないでしょ」

 だって。

 なぁんだ、って感じなんですけどね。

 ま、ご参考までに。

 一の鳥居をくぐります。

 外宮は、豊明大神宮といい、豊明大御神をお祀りしています。

 この神さま、天照大御神の御饌都神といって、食事の面倒見てた神さまなんですね。

 そこで、衣食住、産業の神さまであります。

 こちら二の鳥居。

 深い森に囲まれた静かな境内、走るのはおろか、急ぎ足の人もいません。

 みなさん、ゆっくりと、この聖域の静けさを味わうように、あるいは壊さぬように、静々と歩いてゆきます。

 やがておおよそ15分は歩いたでしょうか。正宮、すなわち本殿に当たる宮が見えてまいります。

 ね、質素にして簡素な宮ですよね。

 この位置から先は撮影禁止です。

 っていっても、見えてる宮の前までしか行けません。

 ここで、二礼二拍のお参りをするわけでございます。

 けど実は、この奥があるんですね。

 横から見たところが、こちら。

 真ん中に見えているのが、お参りするとき真ん前にある宮です。その奥に、もうひとつ宮があって、どうやらそこに、御神体祀られているようです。

 けど、そのようすは伺うこともできません。

 実に神秘的なのであります。

 ここまで、本宮だけをお参りするなら、往復で1時間もかからないかもしれません。

 けど、別宮がたくさんあるんですよね。

 外宮だけでも、目立つとこだけで五つくらいあったでしょうか。

 これ全部お参りし、なんやかや、パワースポットの神秘を浴びていると、そりゃ2時間はかかっちゃいますわな。

 どうするか、決めてください。

 外宮の参拝が終わったら、いよいよ内宮へ向かいます。

 バスで正味15分から20分ってとこでしょうか。

 けっこ離れてます。歩きではほぼ無理です。

 なのに、このバス、利用しずらいんですよ。

 ガイドブックにはどれも、20分に1本ほどあって、利用しやすいとありましたが、現実はイマイチでした。

 時刻表がわかりにくい。

 なので、バスがいつくるか分からないのに、ただ並んでなきゃいけない。

 このときは、たまたま臨時便が来たんですが、その案内もアナウンスもなんにもないんで、単なるラッキーでしかなかったんです。

 この界隈で、外宮~内宮間、いっちゃん人の行き来が多いだろうに、どうにかならないものでしょうか。

 料金も510円とちとお高いしね。

 タクシーを利用すると、ほぼ2000円。4人ならバスとどっこいどっこいになります。

 ただそのタクシーも、そんなに数はなさそうで・・・。

 むむむ。

 ここ伊勢参りのネックかもよ。

 人が出る時期に参拝する人は、ちょと覚悟しといたほうがいいかも。

 さて、内宮です。

 ここから宇治橋という橋で、五十鈴川を渡ります。

 境内は、外宮同様、森に囲まれ、静けさを保っております。

 こちら、二の鳥居。

 そして、五十鈴川御手洗場。

 感激するほどの清流じゃありませんが、きれいな川です。

 もっとも、マダム蒼辰がウン10年前に来たときは、もっときれいな川だった印象があるとか。

 時の流れなんでしょうか。

 徒歩やはり15分から20分ほどで、本宮です。

 こちらもやはり、階段から先は撮影禁止。

 お宮の前で参拝しても、目の前にあるのは風に揺れる御簾だけ。

 中のようすを伺うことは全くできません。

 あっくまでもどこまでも、簡素にして質素にして、そして神秘的な、豪華でも威圧的でもない分、かえって凄みを感じさせる本宮でございます。

 祀られているのは、いうまでもなく、ニッポン八百万の神の祖であり母である、天照大御神でございます。

 はい。

 お参りが終わったら、おかげ横丁です。

 こちら、和風建築がずらっと並び、飲食店やお土産屋さんがずらっと揃う横丁でございます。

 スタバもあります。

 内宮先のが便利説のタクシー運転手さんによると、まず内宮に参る。そののち、おかげ横丁でおいしいものでも食べて、それからゆっくり外宮に参れば、帰りは伊勢市駅まで徒歩ですぐ。

 こっちのが便利でしょ、とのことでした。

 早く言ってよ。

 もう。

 けどまぁ、初詣でもなんでも、飲み食いはお参りしてからと教えられてきたとっしょり蒼辰的には、やっぱ無理してでも外宮~内宮とお参りして、疲れと空腹を感じつつのおかげ横丁でよかったと申しております。

 さ、どうします?

 横丁の内容的には、均質社会ニッポン、それほど個性的ななにかがあるわけじゃございません。

 大きすぎる期待は無用のようでございます。

 でも、伊勢神宮そのものは、もんのすごく静かで、誰もが礼儀正しくなり、厳粛な雰囲気に包まれております。

 自然と、そうなるんですよね。

 パワースポットの圧なんでしょうかね。

 少なくとも境内には観光地気分はほとんどありません。

 ただただ厳粛な空気が流れております。

 歩くことは歩くんですが、とっしょり蒼辰的には、出雲大社のが歩いた印象があるんだとか。

 ただ外宮・内宮、両方ですからね。

 歩くことは覚悟しといたほうがよろしいかと。

 そして、

 無事、天照大神の木製のお札もゲットいたしました。

 よし、次は神棚設えるぞ。

 てなわけで、本日はここまで。

 次週火曜は、伊勢参り雑学の最終回。

 こんな伊勢参りもあったぞよのお話です。

 そして金曜日は、伊勢参り報告の最終回。

 とっしょり蒼辰も伊勢で考えた、の回を予定しております。

 例によって、期待しないで待っててね。

 ほでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。