まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 いきなりですけど、春は駆け足っすね。

 待ち焦がれた桜がやっと咲いたかと思うと、あっという間に葉桜になり、名残を惜しんでる間にも、ハナミズキ、ツツジと、つぎつぎと咲き誇り、季節の移り変わりを感じさせられます、って、なぁ~に詩人ぶってるんだか。

 はい、ここまでワンセンテンス。

 ま、ともかく、春まっつぁかりではございます。

 お、写真できましたね。

 ハナミズキに、ツツジです。

 あんまし珍しくありません。

 ソメイヨシノとならんで、やたらといろんなとこにうわってる樹木でございます。

 けど、人は足元って案外見ないじゃないっすか・・って、これまたなんか強引さを感じるぞ。

 牽強付会ってやつだな。

 なにが言いたいの、とっしょり蒼辰。

 え? 近所のほぼ雑草、撮ってきたから、そこで春を感じてもらうんだ、って?

 いいんだけどさ、さっき写真ちらっと見してもらったけど、10日くらい遅いんじゃないの?

 じき初夏だよ。

 春もう終わりだよ。

 冷や水かけるわけじゃないけど、その証拠。

 はい、タンポポ、ほぼ綿毛になってました。

 先週はね、けっこ黄色い花が目立ってたのにね。

 ちっ、るっせぇなと、とっしょり蒼辰くやしがってます。

 というわけで、手遅れ蒼辰の、雑草撮ってみました。

 まずはこれっ。

 ハルジオンです。

 ユーミンの歌にハルジョオン・ヒメジョオンという曲がありましたが、正しくは、ハルジオンでございます。

 ハルジョオンは俗称で、ユーミンさん、韻を踏むためにそっちを用いたのじゃないかってことらしいです。

 このハルジオン、ヒメジョオンとともに、やたらとどこにでもはえてる雑草です。

 別名、貧乏草だって。

 は~ん、手入れもろくにしてない庭に咲いてるって意味なんだな、きっと。

 そんな、当たり前すぎる雑草ですが、よく見ると、けっこう可憐な花を咲かせます。

 ヒメジョオンとよく似てるんですが、見分け方は、ハルジオンのほうが、ほんのりピンク色をしています。

 あと、ヒメジョオンのほうが背が高いです。

 ただ、ハルジオンは4月から6月に咲き、ヒメジョオンは6月から10月の花です。

 つまり、一緒に咲いてるのは6月だけ。

 なので、あんまり、どっちがどっち? と悩むことはないようです。

 とっしょり蒼辰は、4月に咲くハルジオンのほうが、春を感じるから好き、と乙女チックなことをもうしております。

 ってかさ、ヒメジョオンがあまりに雑草っぽいからじゃないの?

 夏んなると、ほんっとやたらとぼうぼうはえてやがるぜ。

 あ、失礼しました。

 それはともかく、このジオン・ジョオンと間違えやすいのは、これもそう。

 ヒナギクです。

 これまたどこにでもはえてる雑草なんですが、園芸種として栽培もされてて、そっちはこんなんじゃなく、もっときれいです。

 なんつうか、そこのとこで、あくまで雑草のハルジオン・ヒメジョオンとは違ってます。

 そう思うと、なんとなく偉そうにも見えてきます。

 って、気のせいだろ。

 こんな立派な雑草(?)じゃなくって、もっと地面に近いとこで、小さな花を咲かせてる草もあります。

 こちら、

 ユウゲショウという小さな花です。

 きれいですね。でもって、名前が色っぽい。

 午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことから、この名前がついたんだとか。

 昔の人はよく見てますね。

 こんな小さな花なのに。

 あ、でも、昔は道路、舗装してないからな。

 道端にはいろんな草花が咲いてたんでしょうね。

 そんな小さな花の名前を、とっしょり蒼辰がなぜ知ってるか。

 なんせね、今はこれがあるんですよ、これっ。

 

 はい、Google先生でございます。

 すごいよね。カメラに収めるだけで、ちゃんと調べてくれるんだから。

 これがなけりゃ、とっしょり蒼辰がこんなに草花に詳しいわけござんせん。

 Googleさまさまでございます。

 けど、鳥は難しいです。

 鳥をスマホのファインダーに収めるって、相当難易度高いんだ、これが。

 やっぱ動くものはむずかしいね。

 魚の名前を調べるのも、釣り上げてからのほうがよさそうです。

 で、最後が、こいつ。

 ナガミヒナゲシという花です。

 ほかの雑草に比べると、すらっと背が高くて、花の色も、珍しいオレンジ色をしています。

 わあっ、きれいって、触っちゃいそうだよね。

 けど、要注意なんです。

 素手で、茎や植物の中の黄色い汁に触れると、かぶれる恐れがあるんですって。

 うわっ。雑草といえども要注意だ。

 ちっちゃい子とか、ちょうどいい高さだもんね。

 気をつけてください。

 このナガミヒナゲシ、1960年代に日本に入ってきた、最近の外来種です。

 ってゆうのわ、ここで紹介した草花、元はといえば、ほとんど外来種なのね。

 けど、江戸時代とか、そういうかなり昔に入ってきた。

 ところが、こいつは最近。

 しかも、繁殖力がやたらと強い。

 なので、生態系に影響を与える外来種として、駆除が呼びかけられてるんだって。

 おやま。見た目はきれいだけど、意外やいがい、なにかとごめいやくな草花なのでした。

 まさかうちら、駆除には協力はできないけど、触っちゃうとやばいもんね。

 白や黄色、藤色などが多い日本の雑草の中でも、やたら目立つ色をしているので、覚えておいたほうがいいかもでございます。

 と、そんなわけで、本日は道端の草花とちょっと遊んでみました。

 ほかにもね、その気になって眺めてると、まだまだいろんな花が咲いてるんだよね。

 今はGoogle先生が助けてくれる時代。暇なとき、草花の名前を調べてみる。

 悪くない楽しみかもよ。

 え? とっしょり蒼辰ほど暇じゃない、って?

 そらそうだ。

 失礼いたしました。

 てなわけで本日はここまででっす。

 来週はもうゴールデンウィーク。

 だからって当blogは休みません。

 安心した?

 どうでもいい?

 へっ、どうせっ。

 すねちゃうぞっ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。