まいどっ。
ちゃみでっす。
このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。
テーマは[暇つぶしのお供]。
お気軽にお付き合いくださいまし。
なんかさ、この3月の火曜雑学、タイの話、読み返すと重複あるし、読みにくいし、なんか恥ずい出来栄えだわさ。
しかも今回、前々回の予告で触れたのに、前回触れなかった話題からだぜ。
どうかしてるわ。
きいつけてくださいね、蒼辰っ。
肩すくめて、顔赤くしてます。
ま、そんなことで、話がわかりにくいのはお許しくださいまし。
というわけで、前々回予告したのに、前回触れなかった話。
ずばり、レッドブルのお話でございます。
いやほんとにリアム・ローソンがね、角田くん押しのけてシートをゲットしたのに、惨憺たる成績で、って、それF1の話ね。
F1のレッドブルじゃなくって、スポンサーの方の、そもそものレッドブルの話だから。
ったくもう、そいで今月バタバタで、F1の話できてないの、バレちゃったじゃないの。
もうまったく、ヨレヨレの当blogでございます。
しかも、来月の頭あたりに、さらに衝撃のヨレヨレ話が・・あっ、これまだナイショでした。
シツレイ。
ってもう、前置きと横道が長いわ。
本題いくよ。
レッドブル、あのエナジードリンク、[翼を授ける]のレッドブル、実はタイがルーツだったのであります。
知ってた?
こういうのって、最初のうちの珍しいうちのが知られてたりしない?
有名になっちゃうとさ、誰もルーツなんか気にしなくなるから。
ま、いいや。
ほんじゃまず、レッドブルの創立者に登場していただきましょう。
オーストリア人の、ディートリッヒ・マテシッツさんです。
この方、2022年に、78才でお亡くなりになったんですが、生前はF1の現場にも来てたよね。そっち方面のファンの人なら覚えてるかもしれない。
そのマテシッツさん、ドイツ企業の営業マンとして世界を飛び回ってたんですね。
そんなある日・・って、80年ごろのことです・・マテシッツさん、時差ボケで苦しんでいたんです。
そこで、試しに飲んでみた栄養ドリンクが、見事に効いた。
すごい。
これ、なんてゆうんだ?
と、改めて調べると、グラティン・デーンという、タイ製の栄養ドリンクでした。
その頃、マテシッツさん、かねてより、東アジアで栄養ドリンクがよく売れているのに気づいていました。
中でも市場を席巻していたのが、日本製のリポビタンD。
ファイト一発。
これ、ひょっとして、ヨーロッパでも売れるんじゃね? と思っていたマテシッツさん、じっとグラティン・デーンのボトルを見て、はたと気づいたんです。
そうだ、この俺が、ヨーロッパ市場に持ち込めばいい。
そこで、グラティン・デーンを作っていた会社のボス、チャリアオ・ユーウィッタヤーさんに提携をもちかけます。
見事、国際的な販売権を獲得したマテシッツさんは、さらにヨーロッパ向けに改良を重ね、ついにレッドブルとして売り出すのです。
ちなみに、元になったグラティン・デーンの、グラティンは野牛、デーンは赤、すなわち、レッドブル、なんですね。
そいで、マテシッツさん、あれこれ改良するプロセスでは、リポビタンDの成分とか、だいぶ参考にしたんだとか。
ま、そんなこんなはともかく、マテシッツさんの巧みなマーケティングもあって、レッドブルは、大大大成功を収めた、という、成功譚なのでございます。
ふ~ん。
そいでマテシッツさんもユーウィッタヤーさんも、最後は大富豪になったんだ。
へ~え。
まぁ、結構なお話ですわ。
けどさ、レッドブルといえば、F1でしょ、エアレースでしょ、なんかそういう、なんつうの、冒険的なスポーツのスポンサーとかやって、うまぁ~く、そういうとこに浸透してったイメージはあるよね。
あと、[翼を授ける]とかのキャッチ・コピーも。
マッチョなんだけど、スマートで、どっかセクシーで、そういうとこ、うまくついてるよねって感じはするものね。
大したものでございます。
あとそれと、日本のいわゆるドリンク剤と外国製エナジードリンクの違いって、イマイチよく分からなかったんですが、これでよくわかりました。
似たようなものです。
ま、そういうもんに頼らないほうが、ホントはいいって話でしょうか。
そりゃ、疲れたときとかは、頼りになるけどね。
んじゃ最後に、レッドブルにまつわるもいっこの伝説。
とっしょり蒼辰がどっかで聞いたか読んだかしたってゆうお話です。
それは79年代ごろ、タイの奥地、ジャングルを彷徨っていたヒッピー風の青年が出会ったのは、山岳地帯の少数民族が、伝統的に用いている精力剤であった。
その効能に驚いた若者は、密かに持ち帰り、内容を分析し、再現し、作り上げたのが、レッドブルである。
って、どうなのよ、これ。
あまりにもっともらしすぎるよね。
まぁ、フェイクだろうけど。
これまた、東南アジアに対する、神秘的な憧れが生んだ都市伝説の一種でありましょうよ。
その昔、コッポラ監督の[地獄の黙示録]が公開された時、故大島渚監督が、アジア人蔑視の作品だって怒ってたって話がありますが、東南アジアに対する欧米人の神秘的イメージって、アジアの民から見れば、やっぱどっか、蔑視的な匂いがするのは否定できない気がいたします。
それって、他人事じゃないしね。
はい、てなわけで、本日はここまででっす。
タイについて、話したいことまだまだあるので、来週もやると、とっしょり蒼辰が申しております。
多分そこが、火曜雑学としての、タイの最終回になるかと思います。
金曜の旅日記のほうも、その週まで続くかも。
それっくらい、とっしょり蒼辰&マダムにとって、印象的な旅だったようであります。
い~な~。
ねぇ、ちゃみもどっか連れてってっ!
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。