まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 こないだの日曜日、8日の日ですね。

 アブダビGPが行われ、これでやっと、F1の長いながいシーズンが終わりました。

 ほんっと長かったですね。

 昔は、4月に始まって、10月には終わってましたもんね。

 来年もまた、3月16日のオーストラリアから、12月7日のアブダビまで、全24戦が予定されてます。

 チームも大変だけど、来季のマシン開発も大変だよね。

 オフ、3ヶ月くらいしきゃないんだもんね。

 この慌ただしさ、ご同情申し上げます。

 さてその最終戦アブダビGPは、ランド・ノリス選手のポール・トゥ・フィニッシュで幕を閉じました。

 ノリス選手、今季4勝目です。

 そしてマクラーレンは、今季のコンストラクターズ・チャンピオンとなったのであります。

 めでたしめでたし。

 なんと、26年ぶりですって。

 思えばながいブランクがあったんですね。

 26年前は、98年、メルセデス・エンジンを積んだマクラーレンと、シューマッハ率いるフェラーリとの対決となったシーズンでした。

 結果は、見事、ミカ・ハッキネンがドライバーズ・チャンプに輝き、コンストラクターズとの2冠を果たしました。

 懐かしいですね。

 さらに遡ると、88年から91年までは、ホンダ・エンジンとともに4連覇。

 ドライバーズでも、セナが3回、プロストが1回、チャンプに輝いています。

 この頃、F1ファンになった人も多いかもね。

 さらに遡れば、84年と85年は2連覇。

 ドライバーズでも、ラウダとプロストがチャンプに輝いています。

 マクラーレン、まさに名門チームのひとつですよね。

 GPでの優勝回数、ドライバーズ、コンストラクターズのチャンプ獲得回数で、いずれもフェラーリに次ぐ2位です。

 すんごいっ。

 その上をゆくフェラーリもすんごいけど。

 その次って、やっぱすんごいっ。

 F1チームの名前って、おおよそ、チームの創立者の名前です。

 フェラーリが、チームの創立者、伝説の人、エンツォ・フェラーリさんにちなんでいるのは、言うまでもないことですね。

 ウィリアムズも、創立者、フランク・ウィリアムズさんにちなんでます。

 そして、60年代には、有力なドライバーが、自らチームを創設し、マシンも開発して、F1に参戦するケースがけっこうありました。

 有名なとこだと、ジャック・ブラバム率いるブラバム。何度かチャンプにもなってる名門チームです。

 そんな、ドライバーが自ら創設したチームのひとつが、マクラーレンなんですね。

 創設者は、ブルース・マクラーレン。

 ニュージーランド生まれのレーシング・ドライバーです。

 10代の終わりから地元ニュージーランドでレースに参戦し、奨学金を得て、イギリスへ。

 F2で活躍したのち、59年に、F1デビューを果たします。

 ずいぶん昔の話だ。

 63年には、自らのチーム、マクラーレンを創設。66年には、ついにF1へ参戦いたします。

 69年には、盟友デニス・ハルムの活躍もあって、コンストラクターズ2位の好成績を上げました。

 ブルース自身は、キャリアでF1、4勝。66年には、フォード対フェラーリの対決となったル・マンで、フォードをドライブして優勝しております。

 ところが、70年の6月、Can-Amマシンのテスト中にクラッシュし、命を落としてしまいます。享年32歳でした。

 しかしチームは、盟友のテディ・メイヤーによって運営を続け、その後、紆余曲折ありましたが、今もF1に参戦し続けています。

 と、名門チームの始まり物語でございました。

 とっしょり蒼辰みたいなオールドファンにとっては、こういう名門チームの復活って、やっぱ嬉しいみたいっすね。

 なんせ21世紀に入ってからは、期待されながらイマイチではじまり、いつの間にか中断グループに沈んでましたから。

 今季も、ポディウムに乗ることはあっても、真ん中は無理じゃね? というところからの大躍進でございます。

 とりわけ、夏頃からの速さはすごかったっすね。

 開発の方向がずっぱし当たっちゃったってとこでしょうか。

 これで来季も主役の座は間違いないところですね。

 その25年シーズン。

 ディフェンディング・チャンプとなったマクラーレンに、ドライバーズ・チャンプ擁するレッドブルと、ハミルトンが加わるフェラーリが絡むわけですから、もう、今からわくわくしちゃいますね。

 そんな中で、シートがひとつ決まってないのが、レッドブルです。

 やっぱしリアム・ローソンで決まりなんでしょうか。

 若さと可能性、チームにとっては魅力あるもんね。

 チャンプとコンビ組むわけだし。

 レッドブル育成ドライバーでありながら、ホンダのサポートも受ける角田選手、微妙なとこではありますね。

 けど、ファンにしちゃ、日本人ドライバーが、勝てるクルマに乗るとこ、見たいよねぇ、そりゃ。

 やがてアストン・マーチンがホンダ・エンジン積むわけですが、あそこは一枠、オーナーの息子だかんね。で、もう一人が、F1を知り尽くした男、アロンソだもんね。

 ど~なんだろ~な~。

 そして、アウディの参戦、トヨタと提携したハース、開発能力を評価されるサインツが加わったウィリアムズと、話題はいくらでも転がってます。

 もちろんメルセデスも、このまま2番手チームで満足するわけないし。

 てなわけで、来季もお楽しみ満載のF1GPでございます。

 こればっかりは追いかけるしかない、超オールド・ファンのとっしょり蒼辰でございます。

 来季も、多分ほぼレースごとに、当blogでも話題にしていきたいと思ってます。

 一緒に楽しみましょうね。

 そして次回は、うちららしく、わりと雑学っぽいお話になる予定でございます。

 年内のupもあと何回? ってあたりに差しかかってまいりました。

 なんかね、来年はリニューアルするとか、とっしょり蒼辰が申しております。

 去年も今頃、そんなこと言ってたからなぁ。

 あてにはなんないけど。

 例によって、期待しないで待っててちょ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。