まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 さて、本日11月28日は、フランスパンの日なんだそうです。

 いい(11)フ(2)ランスパ(8)ンという語呂合わせで、ボージョレヌーヴォーの解禁日、11月の第3木曜日にも近いからという理由からなんだそうです。

 11月の第3木曜日、今年は・・あ、21日、なんだ、先週じゃない。

 そういえば、ボージョレヌーヴォー、今年の輸入量がピーク時の6分の1だったってニュースがありましたっけ。

 スーパーでもそんなに目立たないまま通り過ぎちゃった印象です。

 日本人は流行に弱い的なものを感じますが、本日のお話は、ボージョレじゃなくって、フランスパンです。

 フランスパンってゆうとさ、長くて硬いやつってゆうのが、最初に覚えるポイントじゃないでしょうか。

 だって、よそにないもんね、あんなに長くて硬いパン。

 それからだんだん、ちょっと太いのがバタールで、ドーム型のがブールで、なんかちょっと黒っぽいのがカンパーニュで、みたいに覚えてくのかな。

 あ、あとクロワッサンが、ちょっと別格で、みたいにね。

 いずれにしろ、よそのパンとはちょっと違う、独特の食感と味わいを持ってますよね。

 この特徴って、なに?

 なんなの?

 実はですね、フランスパンの特徴というのは、小麦粉、塩、水、イーストだけで作るというところなんですって。

 ん? じゃ、よそのは?

 ふつうの食パンだと、これに、バターや牛乳、スキムミルク、また砂糖などが加わります。

 ほかにも、ヨーグルトを加えるドイツのサワーなパンとかもあるし、あと、卵を加えるパンもあるよね。

 なので、乳製品アレルギーがあると、ほとんどのパン、食べられません。

 が、しかし、フランスパンは、小麦粉、塩、水、イーストのみ。

 なので、乳製品アレルギーがあっても食べられるのです。

 あ、小麦粉アレルギーのヒトはさすがにダメだけど。

 なるほどね、フランスパンの、あの、甘くない、ふわっとしてない、それでいて風味のある、あの味わいって、そういうわけだったんですね。

 長細いとか、硬いとかは、属性だったわけか。

 あ、もちろん、クロワッサンは違いますよ。

 あちらは、フランスパンの中でも贅沢パン。バター、たっぷり入ってます。

 とっしょり蒼辰ちでは、ホームベーカリー、いわゆるパン焼き器使ってるんだけど、それで焼くと、食パン型のフランスパンが焼けます。

 つまり、粉、塩、水、イーストだけで、型に入れて焼くのね。

 すると、食パンほどふわっとしてない、どっちかってゆうとぱさぱさしてて、でも皮はバケットほど硬くない、不思議なパンが焼けます。

 ぱさぱさしてるって言ったけど、焼きたてあつあつだと別です。

 十分にふわっとしてます。

 ちょっと日をおくと、食パンよりぱさついた感じになるんだけど、でも、トーストして、バターをぬると、それだけで十分においしいです。

 ちゃみも、ファンです。

 あれはおいしい。

 だいたい、日本のフランスパンって、おいしいんですよ。

 フランスからやってきた本場の方たちも、日本のフランスパン、本場よりおいしいって感じるみたいですね。

 なんでか。

 日本のパン職人さんの腕がいいから。

 もちろん、それもあるんですけど、正解は、日本のが湿度が高いかららしいですね。

 大陸の真ん中の、乾燥したパリよりも、湿度の高い東京のパンの方がしっとりしていて、おいしいんですってさ。

 あ、これ、大陸性気候のせいなんでしょ。

 なので、海辺の街、例えばマルセイユに行っても、事情は同じだと思います。

 なぁるほどね。

 おいしいフランスパンを食べられる幸せを噛み締めましょうか。

 解禁になったばっかのボージョレと、焼きたてフランスパンと、あと、テリーヌとかパテとかがちょっとあれば、ちゃみはもう十分でございますですよ。

 え? なに?

 パリのカフェでは、解禁になったボージョレにつきものなのは、生牡蠣。

 へ~え、そうなんですか。

 ナマガキ。

 んまっ、ぜーたく。

 てなわけで本日はここまででっす。

 次回は来週になります。

 温暖化のせいで、紅葉が遅いとかなんとか、そんな話になるようです。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。