まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 本日、11月22日は、二十四節気のひとつ、小雪でございます。

 冬も少しづつ進んで、北国から初雪の便りが聞かれる候、とあります。

 ふむ、確かに、北国からは初雪の便り、届き始めてます。

 けど、冬が少しづつでも進んでる感じは、どうなんでしょ。

 二十四節気、中国でも北よりの生まれだけあって、日本の季節感よりちょと北より? それとも、地球温暖化のせい?

 うむ。どっちもありかもね。

 それにしても、今週は急に寒くなったよね。

 みなさまも、大慌てで冬服とか出し始めてるんじゃないでしょうか。

 でもさ、夏があんだけ暑くて、しかもけっこ延々と夏っぽいのが長引いて、それで冬らしくなると、なんかほっとするよね。

 あ、ちゃんとしてるって、そんな感じがしますです。

 そんなこんな、木の葉も舞う季節となりましたが、明日、23日は、勤労感謝の日でございますね。

 土曜日なのに、祭日。

 なんかさ、なんの日だっけ祭日のひとつって感じしない? 勤労感謝の日って。

 家でなんかやるようなイベントもないし、さりとて、夕方や夜のニュースであつかうよな、国や自治体やその他団体が催すイベントもないし。

 あ、今日祭日じゃん。

 で、なんの日だっけ?

 の、代表格的な祭日であります。

 しかも、ハッピーマンデーにならなかった。

 ってことわ、歴史的に由緒正しい日? と、気になることだらけの祭日、これ、調べないってわけにはいきません。

 なにしろ、雑学がウリの当blogでございます。

 で、調べてみると、これがまぁ、ツッコミどころがいっぱいあるの。

 勤労感謝の日、戦前は、新嘗祭でございます。

 新嘗、新は新穀、すなわち、今年とれた収穫です。で、嘗は、ご馳走のこと。

 すなわち、今年の収穫というご馳走を、神さまと一緒に食べようというお祭りでございます。

 なんか、あちこち神社でもやるらしいですけど、代表はもちろん、宮中の行事。

 天皇陛下が、新穀を神前に捧げ、共にいただく、神聖な行事です。

 なるほど。

 で、なんで11月23日かってゆうと、このあたりからだんだんあやふやになってくるんですよ。

 宮中行事の新嘗祭、明治維新以前は、旧暦11月の2度目の卯の日に行われておりました。

 これがなんでかの説明って、ないんですけどね。

 しかもです。新暦、グレゴリオ暦が導入されると、新暦の翌年1月になっちゃうんで、新嘗祭の意義からして、都合が悪い。

 そこで、新暦11月の2度目の卯の日、その年は11月23日なので、その日に行われ、翌年からも、11月23日に固定されたのだそうです。

 ちょっと待って。

 明治維新以前、新暦なら1月に新嘗祭やってたの?

 ちょと遅くない?

 収穫に感謝するお祭りなら、やっぱ秋だよね。

 そもそもこの、旧暦11月の2度目の卯の日ってゆう設定が、ツッコミどころその1。

 その2は、新暦でも、11月の2度目の卯の日ってゆう設定なら、13日から24日の間で変動するのに、最初の年の23日がそのまま固定されちゃったってこと。

 これ、ハッピーマンデーにならなかった今だから思うのかもしれないけど、11月23日って日付に、歴史的意味、そんなになかったんじゃね? って感じがしちゃうよね。

 シルバーウィークって言い方がかつてありましたけど、休日が欲しかったあの頃なのに、なんで11月2度目の三連休にしなかったの? って思うのは、幼きころより三連休大好きなちゃみだけでありましょうか。

 そんな新嘗祭でございますが、戦後になって変更を迫られます。

 祝祭日から国家神道の色彩を払拭せよと、おそらくはGHQすなわちアメリカの要求で、祝祭日の名称の全面的な見直しが行われたのであります。

 ここもさ、ツッコミどころですよね。

 なんで、祝祭日の名称の見直しなの?

 なんで祝祭日そのものの見直しじゃなかったのか?

 そこまで細かく記録を追えないので、謎のままにするほかないんですが、なんとなくニッポンっぽいっていえば、そうもいえそうな、祝祭日そのものの見直しでなく、名称の見直しではございます。

 その結果、まぁ、収穫に感謝する日なんだから、感謝の日でどうだ、それじゃなんに感謝するのかわからない、わかった、ほんじゃ・・・ってな議論を経て、勤労感謝の日になったのであります。

 これには、またもやGHQすなわちアメリカが、アメリカの感謝祭に相当する祝日を求めたという説もあるんだそうです。

 アメリカの感謝祭、すなわちサンクス・ギビング・デーでございます。

 11月の第4木曜なんだそうですね。

 23日と近いとこです。

 で、どういう日かってゆうと、ま、収穫に感謝する日ですよね。

 その日は、家族が集まって、七面鳥をメインにした夕食を共にするんだそうです。

 いいですね。

 どうせってゆうとあれだけど、そもそも勤労感謝の日になったの、アメリカに占領されてた時代でしょ。

 だったらいっそ、まるごと感謝祭、真似ちゃえばよかったのに。

 だってすでに、クリスマスって前例があったし、今だって、ハロウィンなんて訳のわかんないイベントでどんちゃん騒ぎしてるんだし。

 馬鹿騒ぎもいいけど、収穫に感謝するってゆうしみじみしたお祭りもいいんじゃないでしょうか。

 なにより、七面鳥が食べられますよ。

 ちゃみ理論、食い物付きのイベントは盛り上がるにも合致してるじゃございませんか。

 ほい、てなわけで、本日はここまでです。

 次回も、記念日がらみの食い物の話とか、とっしょり蒼辰が言ってます。

 来週あたりにそんな記念日あったっけ?

 ま、いつもどおり、期待しないで待っててくださいまし。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。