まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 さて、前回のつづき、BBQの2回目です。

 前回もチラッと言いましたが、BBQ、低温調理の一種なんですね。

 主に炭火で、時間をかけてお肉を焼く。

 すると、柔らかくて、身離れのいい、食べやすい仕上がりになるってことなのか。

 あは~ん。

 その昔は、ほぼ丸ごと、あるいはかたまりで、お肉焼いてたからね。

 直火で焼いちゃうと、焦げちゃうもんね。

 ウィキから引用しますと、アメリカ先住民の中に、生木を組んで、直火があたらないようにした台の上で肉を焼く調理法があり、これが、のちのBBQの元になったと言われてます。

 やっぱ直火をあてないがミソなんだね。

 それで思い出したけど、南洋の方に、豚を丸ごと土に埋めて、蒸し焼きにする調理法があったよね。

 あれも、低温調理って意味じゃ、初期のBBQに近いのかも。

 焚き火くらいしか熱源がなかったほぼほぼ原始時代、肉を焦がさず、芯まで火を通すための、ひとつの知恵だったのかもね。

 ま、そんなわけで、BBQは主に南北アメリカ大陸で、発展してゆきます。

 バーベキューって名前も、生木プラットフォーム法を、先住民の人たちが、バラビクと呼んでいたのが、スペイン語で丸焼きを意味するバルバコアに転訛したとか、あるいはフランス語の、髭から尾までを意味するバルベアクエに由来するとか、色々説があるようです。

 けど、この語源、やっぱ昔は丸焼きだったことを示唆しているようにも見えます。

 ほいで、英語では、barbecueとbarbequeのふたつの綴りがあります。

 これも、そもそもは外来語だったことを暗示してるのかもね。

 スペイン語では、アサード。ブラジルでは、シュハスコと呼ぶと資料にはありますが、これはそれぞれ、地域の料理としてカタチが出来てからのものですよね、きっと。

 あと、アメリカでBBQの三代料理というと、スペアリブ、プルドポーク、ブリスケットなんですって。

 スペアリブは知ってるよね。骨付きカルビみたいなやつです。プルドポークは、豚の肩肉を低温調理したものだとか。そしてブリスケットは、牛の肩バラ肉のことなんだそうです。

 アメリカでBBQって言ったら、分厚いロース肉を豪快に焼くものって思ってたから、ちょっと意外でした。

 豚もけっこ食べるんだね。

 てなわけで、丸ごとのお肉を、直火をあてずに、低温で調理するのが、そもそものバーベキューだってことはわかってきたんですが、なんか違和感あるよね。

 なんでだろと思ってたら、気がつきました。

 うちらさ、焼肉っていえば、K -BBQ、韓国焼肉だからなんじゃない?

 韓国焼肉の特徴は、薄切りの肉を用いることです。

 薄切りだから、短時間で焼ける。

 次からつぎへと、じゅっと焼いちゃ、ぱくぱく食べる。

 あれに慣れてるから、バーベキューは時間をかけてお肉を焼く低温調理法とか言われちゃうと違和感を感じちゃうんじゃない? きっと。

 調べてくと、初期のBBQは、早くて30分、多くは数時間かけて調理した、なんて書いてありますもん。

 現代ニッポンの我らがイメージするBBQとは、だいぶ違うようであります。

 手っ取り早い方がいいもんね。

 K式BBQ、今や世界に広がってるのも、わかる気がします。

 いろいろ言ってきましたけど、まぁまぁ、細かいことはどうでもいいじゃないですか。

 野外活動の中でも、お手軽で、誰でも参加できて、楽しくて、美味しくて、BBQ、日本でもずいぶん定着してきました。

 似て非なるものとしてキャンプがあるけど、あっちはお泊まりしないと、キャンプにならないものね。

 その点、BBQは日帰りでオッケー。

 じゅっと焼いてぱくぱくぱく。

 やっぱ手軽なとこがいいのかな。

 焼くのは、なんでもありってことで、思いっきり楽しんじゃいましょうよ。

 あ、あと、今日では火も炭も、滅多に使わないから、子供たちには教育的効果もあるかもよ。

 てなことで本日はここまででっす。

 来週は、一週遅れで、ブラジルGPのお話にしようかと思ってます。

 3戦を残して、今シーズンの大きな節目になっちゃったかもしれないレースについてです。

 あくまでとっしょり蒼辰の趣味です。

 興味ない人はスルーしてください。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。