まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 そういえば、日曜日は夏休み明けのオランダGPでございました。

 ノリス、圧倒的に速かったですね。

 なんかね、マクラーレンが、休み明けから新パーツ続々投入みたいなニュースは耳に入ってたんですが、大当たりでしたね。

 これでノリス選手、完全にチャンプ争いに名乗りをあげた感じですよね。

 残りまだ9レースもあります。

 いよいよ目が離せなくなってきたかな。

 今週末は、ヨーロッパ・ラウンドの最終戦、イタリア。舞台はモンツァ。楽しみにいたしましょ。

 そして、世間もまた夏休みが明けつつあるようです。

 もう学校始まってるとこもあるんだね。

 そんな中、なんかぐずぐずしてる台風のおかげで、全国的に雨が続いております。

 これ、週が明けると、すっきりするのかな?

 するといいね。

 月も変わるし、気分も一新でリスタートいたしやしょう。

 そんな8月末ではございますが、やっぱ素通りできないのは、防災の日。9月の1日でございます。

 1923年 大正12年のこの日、関東大震災が起きたのであります。

 今年で101年。

 なんかね、ここんとこ、この、今年で100年とか、そこいら近辺の話題、多いよね。

 ほら、甲子園も100年だったりとか。

 ちょうどその頃に、今あるものが出揃ってきた感じ? みたいな話を、少し前にもいたしました。

 覚えてる?

 てか、読んでる?

 ま、い~けど。

 そんなわけで、関東大震災に因んで、そこから変わっていったもののお話でございます。

 なにせ大震災、東京の街、相当壊れたり、燃えちゃったりしましたから、復興にもそれなり時間がかかりました。

 そのかわり、今につながる街づくりも行われたわけなんですが、そんな中、仕事を失った人たちがいたんですね。

 飲食店とかがね、すぐには立ち直れない。

 するとどうなるか。

 いっちゃん困るのが料理人さんなんですね。

 せっかくの料理人の腕が、店がなければふるえないし、他の仕事にもなかなかつけない。

 なので仕方なく、東京を離れ、地方に仕事を求めます。

 その結果、江戸の頃より伝わり、いわば東京名物だった料理が、全国に散らばってゆくんです。

 その代表が、日本料理の代表でもある、寿司と天ぷらでした。

 寿司と天ぷら。どちらも、江戸時代に期限があって、どちらも、主に屋台で提供する料理だったんですね。

 なので、お店の規模もそんなに大きくない。

 震災から復興途上の街では、すぐに再開できなくても、地方に行けば、わりと手軽に開業できるし、料理屋さんに雇ってもらうこともできる。

 そんなわけで、寿司と天ぷら、これをきっかけに、全国に広がっていったんだそうです。

 ふうん。

 んじゃ、あれだ、全国区の食い物になったの、この100年ってことか。

 そんなに大昔からじゃないんだね。

 へ~え、そうなのか。

 ん? もいっこ、震災をきっかけに変化した食べ物がある、って?

 なんですか。

 おでん。

 おでんって、いつ頃からあるの?

 今のおでんは、ほぼ幕末ごろなんですか。

 ふ~ん。

 で? 震災でなにが変わったの?

 明治時代から続くような、東京でも老舗って呼ばれるおでん屋さんのおつゆは、黒い。

 そうなんですか。

 ちゃみ、そんな老舗、行ったことないから知りませんよ。

 え? ほら、静岡のおでんって、黒いだろ、って?

 あ~あ~、食べたことないけど、テレビとかで見たことある。

 おつゆ、黒いや。

 東京でも、老舗は、あの黒さ。

 けど、ふつう、もっと白っぽいおつゆじゃん。

 あ?
 まさか、黒から白に変わったきっかけが、大震災?

 ぴんぽ~んぴんぽ~ん。

 へ~え、そうなんだ。

 なんで?

 震災のとき、東京が大変なことになってるというので、大阪の人たちも支援をしようということになった。

 それも被災直後です。

 食べ物もないだろうか、炊き出ししたろ。なにがええやろ。

 関東炊きゆうくらいやから、東京の人の口にも合うやろ。

 そらええわ、関東炊きにしよ。

 というわけで、炊き出しに関東炊きを出した。

 ちなみに、関東炊きって、関西風のおでんのことです。

 すなわち、おつゆが白かった。

 するとこの白いおつゆの関西風のおでん、東京人の口に合うどころか、すっかり気に入っちゃった。

 そんなわけで、東京のおでんも、白いおつゆへと変わっていったんですか。

 へ~え。

 面白いね。

 けど、静岡が黒いまんまなのは?

 静岡は、家康さま以来、江戸との結びつきや行き来が多いところ。

 多分、江戸時代に江戸から伝わったまま、今日に至ってるんじゃないか、と。

 そういうことか。

 今度、静岡行ったら、ふとそんな話思い出しながら味わおうかな。

 と、そんなこんな、例によって対して役に立たない雑学ってゆうか、雑談でございました。

 こんな話を、ドヤ顔でしながら、防災用品のチェックとかしてね。

 とっしょり蒼辰とこは、わりと新しいマンションなので、自宅避難を原則としてます。

 でもって、最低3日間は、飲む、食う、寝る、トイレする、ができる体制を整えてるんだそうです。

 わりとちゃんとしてるじゃん。

 みなさまも、機会あるごとに、防錆体制、チェックしてみてね。

 てなわけで、本日はここまででっす。

 次回は週明けもう9月。

 なんの話になるのかな?

 例によって、期待しないで待っててね。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。