まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 本日、21日は、夏至でございます。

 一年でいっちゃん昼間が長い日です。

 反対っかしが冬至で、その間に昼夜おなしになるのが、春分秋分です。

 すなわち、ぐるぐる回る地球にとっては、それなりおっきな節目になる日でございます。

 そのわりには、なんかそれだけっすよね。

 わりとスルーされてます。

 なぜか。

 ちゃみ式イベント盛り上がり理論に照らせば、理由はあきらだです。

 セットになった食い物がないからです。

 春分・秋分は、墓参りに、おはぎって食べ物がセットになってて、イベント感あります。

 冬至にも、かぼちゃの煮付けに柚子湯と、季節のイベント感がセットされておりますが、夏至、なんもないもんね。

 だいたい6月って地味だよね。

 祭日ないし。

 学校も、試験もなけりゃイベントも少なくて、淡々と日々が過ぎてくもんね。

 そんな夏至ですが、ちょっと復習してみましょうか。

 一年でいっちゃん昼間が長い日なんですが、これは北半球でのことです。

 南半球では、昼間が一番短い日なのです。

 ちょっと考えりゃわかることなんだけど、でもやっぱ、なんか不思議だよね。

 天文学的には夏至だけど、生活感的には冬至なんだぜ。

 真夏のクリスマスとおんなしで、ちょっと不思議な感覚になります。

 それもこれも、文明が北半球に偏ってるからなんだよね。

 ってか、そもそも陸地、ほとんど北半球だもんね。

 地図見てください。アフリカの南半分くらいと、南米の南側半分強と、あとオーストラリアで、大陸の全てだもんね、南半球。

 もしも、伝説のムー大陸が、噂のとおり南太平洋にあって、沈まずに繁栄してたら、夏至・冬至の位置づけも変わってたかもしれません。

 それはともかく。

 一年でいっちゃん昼間が長いんですが、夜明けも日の入りも、いっちゃん早くて、いっちゃん遅いってわけじゃないんですって。

 夜明けが一番早いのは、夏至の一週間くらい前。日の入りの一番遅いのも、夏至の一週間くらい後なんだって。

 覚えとくと、ちょっと自慢できるかも。

 そんなこんな、日本ではするっと過ぎてく夏至ですが、ヨーロッパでは夏至祭りってゆうのが、あちこちであるんだね。

 それも男女関連の言い伝えが多いんだよ。

 要するに、恋の季節。

 わおっ。

 かのシェイクスピアの「真夏の夜の夢」も、そういう夏至伝説が背景にあるんだとか。

 勉強になります。

 思えば、本来の夏って、太陽が一番高いとこにある夏至近辺なのかもね。

 かなり北にあるサンクトペテルブルグの観光シーズンは、夏至を挟んだ二週間くらいの間なんだそうです。

 そこまではまだ肌寒い春で、そこ過ぎると、もう肌寒い秋だからなんだとか。

 そもそもヨーロッパって、日本よりも、昼間の長いときはうんと長いし、短いときはうんと短いからね。

 ルマン24時間レース、先週終わっちゃいましたけど、伝統的に6月に開催してます。

 あれも日が長い時期だからだよね。

 ルマンの夜は、9時ごろになってようやく暗くなります。

 反対に、11月の後半になると、朝8時半ごろにやっと朝が来ます。

 あれって、地球の傾きのせいなの?

 詳しくはググるか、ウィキるかなんだけど、とにかく、ヨーロッパって、日本より、夏はうんと日が長く、冬はうんと日が短いのですよ。

 そんなことも、生活文化に関係してくるんだろうね。

 と、いくらか[読むラヂオ]らしく、雑学っぽくまとまった今日でございました。

 夏至すぎれば、夏はこれから、どころか、今年は梅雨もこれからでございます。

 鬱陶しい雨の季節と、うんざり暑い夏がやってまいります。

 みなさま、体調にはくれぐれもご注意くださいまし。

 

 てなことで、本日はここまでです。

 次回は、多分、大阪の最終回です。多分、写真特集です。

 多分は、きっと、ではありません。

 いつものように、期待しないで待っててちょ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。