まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 モナコ。

 ルクレールが勝ちましたですね。

 なんでも、モナコ人ドライバーがモナコGPを勝つのは1931年以来だとか。

 1931年ですよ。

 モナコGPって、いったいいつからやってるんですか?

 第1回が1929年。

 ふぇっ、そらまた大昔だわ。

 って、あれ?

 前々回にしたリンドバーグさんの大西洋無着陸横断が、1927年でしたよね。

 う~む、なんか冒険の時代の匂いがしてきた。

 とゆう周到な前振りから、本日のテーマでございます。

 自動車関連でいくつか記念日的なやつめっけたので、そんなお話から、どっか別のとこに行っちゃうかもと、そんなお話でございます。

 今日・・じゃないんだよね、これが。[読むラヂオ]らしいよね。一昨日の話、今しようってゆうんだから。

 ♪みっかおくれのたよりをのせて~~~、でございます。

 5月26日の出来事なのでございます。

 1927年のその日、T型フォードが生産を終了いたしました。

 え? 終了?

 生産を始めた、じゃなくって?

 終了なんだ。

 じゃ、いつから作ってたの?

 発売したのは、1908年っ。

 せんきゅうひゃくはちねん?

 って、いつ?

 明治41年で、夏目漱石が41歳だった。

 げっ。レキシのカナタだ。

 ほんで?

 ほぼ20年にわたって、モデルチェンジもなく1500万台も生産されたT型フォードだったけど、ライバルの自動車が進化してきたんで、ついに生産を終了したと、そういうわけか。

 そしてその11年後、1938年の5月26日には、フォルクスワーゲン・ビートルの最初の生産者が完成いたしました。

 あ~、あのカブトムシって言われたクルマね。

 こちらなんと、2003年まで生産が続き、累計2100万台以上作られたんだそうです。

 これさ、累計生産台数のワンツーなんだって。

 カブトムシとT型フォード。

 すんごいね。

 ということわ、どういうこと?

 ん? ひんろいアメリカでは、T型フォードとともに自動車が普及し、1927年に生産が終わる頃には、すっかりクルマ社会になっていた。

 その一方、ヨーロッパでは、自動車はまだまだお金持ちのもので、カブトムシの登場で、やっとみんなが自動車を利用できるようになった、と。

 はは~ん、なるほどね。

 と、アメリカとヨーロッパで、自動車が普及する時期、ちょとずれたというお話の後は、やっとこそさ、日本でございます。

 同じ5月26日です。

 時は1969年 昭和44年のこと。

 東名高速道路が、全線開通いたしました。

 わ~、ぱちぱち。

 名神高速はもう開通していたので、これでついに、東京から大阪まで、高速道路で行き来できるようになったのであります。

 つまりは、このへんから日本でも、誰もが自動車を所有し、利用できる時代になってきたと、こういうことか。

 アメリカやヨーロッパからは、やっぱちょっと遅れたわな。

 それからもう50年以上たつのか。

 自動車、あって当たり前だものね。

 それどころか、東京あたりじゃ、クルマ、持たない選択してる人も多くなったよね。

 そして時代は、カーシェアだったり、電動化だったり、自動運転化だったりと、自動車をとりまくあれこれ、大きく変わろうとしているようです。

 メーカー側からだと、クルマ、作って売る、から、利用して移動を提供するに変わるんだそうです。

 ってことは、なに、こちら側的に言うと、所有して使用する、から、必要な時に利用するに変わるってこと?

 そうか・・・よくわかんないわ、まだ。

 でも、あれだね、いろんなことが、大きく大きく変わろうとしている、そう言う時代なんだってことは、ここんとこ感じるよね。

 進歩とは別の、大きな変化。

 ちょっと怖い気もするけど、でもきっと大切な体験になる気がする。

 楽しんじゃいましょうよ。

 いっしょに。

 てなことで、本日はここまでです。

 次回は、やっぱ時とともに進化する話で、東京ー大阪に関係したお話のようです。

 ん? なんかの前振り?

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。