まいどっ。
ちゃみでっす。
このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。
テーマは[暇つぶしのお供]。
お気軽にお付き合いくださいまし。
ってことで、本日、14日は、温度計の日なんだそうです。
水銀温度計を発明し、華氏温度に名前を残す、ドイツの物理学者、ガブリエル・ファーレンハイトさんの誕生日にちなんでいるんだそうです。
いつ頃の人?
生まれたのが、1686年で、1736年にお亡くなりになった。
げっ、江戸時代じゃん。
水銀温度計って、その頃発明されたのか。
ふ~ん。
で、華氏温度って?
え?
摂氏とは別のもういっこの温度はかる基準?
あ~あ~、あの°Fって書くやつか。
なじみのないほうだ。
ファーレンハイトさんだから、°Fなのか。
じゃ、摂氏は?
セルシウス目盛りだから、°C。
はぁはぁはぁ。
けどさ、んじゃ、華氏とか摂氏って、なによ。
ファーレンハイトさんもセルシウスさんもいないじゃん。
え? いる?
どこに?
ファーレンハイトさんは、中国語で書くと華倫海特と書くので、華氏。
セルシウスさんは、摂爾修斯なので、摂氏。
あんりゃま。
中国語が、音を漢字に直した、その漢字を日本語読みしちゃったんだ。
そらもとのFもCもどっかいっちゃうわけだ。
と、名前の由来がわかったところで、雑学もテーマにしてる[読むラヂオ]、たまにはちゃんと雑学らしいことやろうぜ。
では、摂氏と華氏の違い。
摂氏は、これはちゃみでも知ってるよ。
小学校で習うじゃん。
水が、氷になる温度を0度。沸騰する温度を100度にしたんでしょ。
はい、正解。ぴんぽ~ん。
じゃ、菓子は?
同じ0度と100度を、32度と212度にして、間を180に分けた。
げっ、やっこし。
ん? 慣れてる摂氏を基準に考えるから、ややこしく感じる。
そうなの?
まぁ、そうかもしれないけど。
ちと詳しく言うと、
華氏の0度は、塩化アンモニウム、水、氷の混合物でできた寒剤の融点とした。
なんで?
こうすると、日常の範囲でマイナス表記を使わなくてすむから。
ふうん。
水の融点と沸点の間を180もに分けたのは、そのほうが細かく温度を測れるから。
あ~、まぁ、そうか。
ほかにも、地球上の人間が住める場所の気温が、華氏0度から100度の範囲に収まるから、使いやすい。
あと、人間の体温が100度を超えると、治療が必要になるとか、日常の中で便利なことが多いから。
はは~ん。
ファーレンハイトさん、けっこ日常の使いかってを重視したヒトなんだね。
物理学者なんだけど、ちゃんと人の暮らしを見ていたんだ。
そこ、偉いと思います。
けど、摂氏に慣れてると、いきなり華氏で言われてもピンと来ないじゃん。
ん? ご安心を、換算式があります、って?
どんなの?
摂氏に、9/5をかけて、32を足せばいい。
反対は、華氏から32を引いて、9/5をかけるだけ。
なぁ~んだ、簡単、って、どこが簡単なんだよ。
そもそも9/5をかけるって、電卓でもスマホでもできないじゃんかよ。
やっこし。
じゃ、覚えとくと簡単な比較法もある、って?
いいよ。
F61度が、C16度で、ちょと寒い。
F82度だと、C28度で、ちょと暑い。
これふたつ覚えといて、それ以上か以下かで判断しろ、って?
それもなんだかなぁ。
摂氏華氏換算、むつかしすぎるよ。
ねぇ、でさ、華氏使ってるとこって、どこなの?
アメリカくらい。
まじ?
ちょと待って・・・。
あ、スマホでアメリカの天気予報出したけど、Fだ。
別のも見よ・・・。
ありゃ、こっちはCだよ。
そう。アメリカでも摂氏を用いることが増えた。
なんで?
多分、世界の他がどこでも摂氏だから。
マジか。
じゃ、んだよ、一般人的には摂氏さえ知ってれば、ほぼ困らないってこと?
はい、困りません、って、なににこにこ笑ってんだよ、蒼辰ったら。
なんか、ファーレンハイトさんが気の毒になってきた。
せっかくあれこれ気を使って目盛り作ったのに。
今じゃほぼ摂氏。
おのれ、セルシウスめっ。
え?
だから、温度計の日くらいって名前を残したんじゃないか、って?
ホンマかいな。
あと、TOTOにファーレンハイトってアルバムあったし、って、関係ないでしょ。
そいでも、まぁ、雑学っぽくはなったかな。
どお?
てなことで、本日はここまでです。
明日15日は、京都葵祭です。
行ってみた~い。
行けないけど。
けど、関西方面、やっぱ行きたい。
え? フリじゃないっすよ。
次回は、パンがなかったらどうするかみたいな話だそうです。
なんか知らんけど。
ほいではまた。
ちゃみでしたっ。