まいどっ。
ちゃみでっす。
このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。
テーマは[暇つぶしのお供]。
お気軽にお付き合いくださいまし。
本日、5月10日って、五十音の日なんですって。
ま、語呂合わせ・・と思ったら、制定した人たち、けっこ本気でした。
石川県加賀市山代温泉の、山代温泉協会ってとこなんですけどね、かの地にある薬王院温泉寺の中興の祖・明覚上人が、平安時代後期の1093年に、五十音の発音についての研究書、反音作法という書物を著した。このときの音の配列が現在の五十音図に近いものだったもんで、五十音図発祥の地として、五十音図・あいうえおの日として、この日を制定した、と。
ふうっ。
しかも、10日は上人の祥月命日なんだって。
こってるわ。
たまげた由来でございます。
五十音図に発祥地があるとは知らなんだ。
けどさ、山代温泉協会さん、でしょ。
へ~え、五十音図発祥の地か、温泉もあるんだ、よし、行ってみよう・・って、なるか?
え?
いえいえ、だからどうって話じゃござんせん。
流して、ながして。
それはともかく。
五十音図、そういや小学校の初めのころにやったわな。
あれないとはじまんないもんな、国語。
子音と母音の組み合わせでできてるわけですが、あれ、50ないんだよね。
ちゃみ、いっつも不思議でした。
50ないのに、五十音? って。
けどあれ、濁らない音だけだから、あそこに濁音や半濁音やらなにやら足してくと、おおよそ100くらいあるんですって、日本語の発音。
100だって。
ふえっと思っちゃうよね。
けど、キホン子音と母音の組み合わせには違いないんで、その点では外国語より単純なのかもしれません。
そういえばさ、日本人って、外国語苦手じゃん? なかでも発音。
あれって、日本語にない音が、外国語にはいっぱいあるせいじゃないかって、とっしょり蒼辰が言ってます。
たとえば?
子音発音。
あ~、は~は~。
英語で苦労するやつだ。
catのtとかね。
ニホンジンはつい子音+母音で、トってはっきり発音しちゃうからね。
あと日本語にない母音?
日本語のアイウエオ五つの母音って、外国語に比べると少ないんだね。
フランス語のabcdeの、e。あれ、エーとアーの中間みたいな、微妙な音なんだよね。
日本語にはないから、聞いたことない。聞いたことないから、発音できない。と、こういうことになっちゃうわけです。
もいっこ。二重母音もないんだよね。
ほら、キムチ。あれ、日本語ではキ・ム・チって3音節だけど、韓国語では、キム・チと2音節になります。
ん? それは二重母音とは違うと、蒼辰からちゃちゃが入りました。
ホント?
二重母音ってゆうのは、例えば・・って、外国語でやっても、知らない言葉じゃやっぱわかんないぞ。
え?
じゃ、ネクタイって言ってみろ、って?
わかった。
ネクタイ。
繰り返します。
ネクタイ。
あっさり、意識しないでいうと、ネクタイのクのとこ、ほぼ子音発音になってないか、って?
あと、タイ。
ここも二重母音っぽくなってないか、って?
え~~っ。わかんねぇよ、そんなの。
じゃ別件。
はいはい。
ワ行のワの音を、わざとuaって発音してみろ、って?
ua。
それでもワって聞こえるだろ、って?
ua。
はぁ、まぁ。
つまり、ワ行の音って、もともとは二重母音じゃなかったのかな、って、そう言いたいわけか。
あ、なるほど。
それがいつのまにか、単純なaの音で発音されるようになっちゃったのかもってゆうのね。
ふうん。
ま、昔の人がどんな発音してたか、わかんないもんね。
今よかむつかしかったのかも。
それと、イントネーション?
ああ、まぁね、蒼辰とかとっしょりはそれ言うよね。
けど、若い立場的には通じてるならい~じゃんなんだよね。
まぁ、日本語ってもともと平板だからね。
それと、漢字の組み合わせでできた新しい言葉が多いじゃん。
自由、経済、政府、市場、新聞、報道、学校、責任・・・いくらでもあるじゃん。
さらに、外来語、いわゆるカタカナ言葉。
こいつらに正しいイントネーションがそもそもあるのか、だもんね。
勢い、イントネーション、通じりゃオッケー、ひとさまざまになっちゃってます。
日本語が全然分からない、知らない人が聞いたとき、どうなんだろうね。
フランス映画とか、韓国ドラマとか、言葉全然分からなくても、耳に心地いいって感じることあるじゃん。
そういう目、ってゆうか、耳で聞いたとき、私たちが今喋ってる日本語、どうなんだろうね。
たまには耳から聞こえる日本語、意識してみても悪くないかも。
読むラヂオも、ちゃんと音声でできたら・・って、あっ、ちゃみの発音が問われるのか。
いいでしょ。
やりますよ。
音楽のように。
ふふっ。
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。