まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 え~とですね、本日は、ちょと夢のあるお話。

 本日、4月12日は、世界宇宙飛行の日でございます。

 これ、国連の国際デーにもなっている、由緒正しい記念日でございます。

 で、なにがあったかというと、世界で初めて、人類が宇宙飛行をした日なんですね、はい。

 いつのことか?

 1961年 昭和36年のこの日、当時のソ連、今のロシアが、世界で初めて、人間を乗せたロケットの打ち上げに成功したのであります。

 宇宙船の名前が、ボストーク1号。乗っていたのが、ユーリ・ガガーリン中尉です。

 この方こそが、初めて宇宙を飛行した人類なのであります。

 1時間50分かけて、大気圏外を一周したんだそうですよ。

 そのときの言葉が「地球は青かった」。

 あ、どっかで聞いたことあるわ。

 人類で初めて、宇宙から地球を見た人の言葉ですからね、そら歴史に残るわ。

 それから、63年の月日がたちました。

 ガガーリンさんの8年後、1969年には、アメリカの宇宙船が月面に着陸し、これまた人類初、月の上を歩くこともできました。

 そのあと、スペースシャトルが何度も宇宙を飛行しました。

 宇宙ステーションも出来上がり、今も地球のまわりを回ってます。

 なんっすか、日本人宇宙飛行士が、数年後に月に着陸するとかいうニュースが、数日前に新聞に乗ってましたね。

 あと、かなり高いんだけど、観光目的で宇宙を旅することもできるようになったんでしょ?

 何人かもう飛んだんだよね。

 すごいね。

 すごいもんです。

 宇宙への夢、少しずつとはいえ、着実に前に進んでいるんだなと、素直に感心してしまいます。

 こうなるとさ、宇宙、飛んでみたいよね。

 真っ暗な宇宙から、青く輝く丸い地球の姿、見てみたいよねぇ。

 でもって、無重力のふわふわ浮かぶ感じを味わってみたいものであります。

 え? なに?

 蒼辰がなんか言ってます。

 ことは・・そんなに簡単じゃない。

 なんで?

 まず、人工衛星や宇宙ステーションが飛んでいるのは、地球の上空500kmくらいのところです。

 500km。すんごい高いじゃない。

 今、普通の旅客機でも高度8000メートルくらいだもんねぇ。

 その60倍以上だぜ。

 超超超高度。

 けど、だが、しかし・・なんだよ。

 東京と大阪の距離が、500kmちょっとです。

 はい。

 この長さを、地球儀の上に立ててみよう。

 む・・・。

 ありゃ、そんなに高くないじゃん。

 これじゃ丸い地球は・・・。

 そら見れないわ。

 んじゃ、無重力は?

 それはまぁ、味わえる。

 あ、よかった。

 けどそれは、地球を周回する宇宙船が、自然に落下してる状態だから、中の空間が無重力と同じような状態になるだけ、なんだ。

 宇宙でも、地球や太陽の重力も届いてる。

 あ、そうなんっすか。

 なんで? とか聞くと、やたらむつかしくなりそう。

 そうなんっすか、とか言っとく方が賢明というものでございましょ。

 ふ~~~ん。

 なにしろ、宇宙って、限りなく広いって、そういうお話ね。

 そう考えると、あれか。そう遠くまで地球を離れることができないなら、旅客機の窓から雲を眺めて、あれこれ宇宙を空想するほうがちゃみ向きか。

 お金もかかんないし、宇宙船よかだいぶ安いもんね。

 というわけで、ロマンがあるようなないような、そんなお話でございました。

 てなわけで、本日はここまででっす。

 次回は、来週だ。

 なんかある?

 来週も、夢のあるような、ないような話、なの?

 まじかよ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。