まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 24年に向けて、リニューアル考え中の[読むラヂオ]ではございますが、今週はここんとこの慣例に従って、火曜日のupでございます。

 寒いっすか?

 今日はなんか寒いよね。

 けど、明日からまたしばらくわりとあったかいみたいよ。

 冬、きたかなぁ~と思うと、そうでもない日が続いたりして、このまんま暖冬になっちゃうんでしょうか。

 いよいよ、温暖化を実感することになるのかな?

 

 そんな中、関係ないけど、こんなニュースがありました。

 一番町の英国大使館の南側の敷地が、民間に売却され、新たに高層ビルが建設されるんだとか。

 ありゃま。

 またも、東京の由緒ある風景の一部が、背の高いビルになっちまいます。

 英国大使館、前、通ったこととか、あるでしょ?

 半蔵門の交差点からすぐの、内堀通りに面したところです。

 正門の中には、いかにも由緒正しげな洋館が見えております。

 あれ、昭和5年に建ったものだそうで、大使館の建物で、戦前のものが残ってるのはここだけだとか。

 ね、これだけでも由緒ありげでしょ。

 ちなみに、江戸時代には小さな藩の上屋敷や旗本屋敷が並んでいたところです。

 なにしろ江戸城の目の前ですもんね。

 英国大使館がここに来たのは、明治5年のこと。

 皇居に面してる大使館って、ここと九段坂上のインド大使館だけだよね、たぶん。

 一国の首都ならではの施設なのですが、開発の波には勝てないってことなんでしょうか。

 

 ところが、なんですよ。

 ビル、すぐには建たないみたいです。

 なんでかってゆうと、敷地から弥生時代の集落跡の遺跡が発見されちゃったんだとか。

 こういうの、調査の間は手がつけられないんですよね。

 というわけで、しばらくは塀に囲まれたまんまになりそうです。

 遺跡、なんでも南関東では最大の集落跡なんだとか。

 江戸城ができるはるか前から、あのあたり、人が住んでたんですね。

 当時も一等地だったんでしょうか。

 今とはだいぶ条件が違う気がいたしますです。

 そういえば、目黒の駅前の、今タワマンが建ってるとことか、あと庭園美術館も、建設前、改築前に、縄文遺跡が出たとかで、調査の間、工事がストップしてましたっけ。

 ああいうの、遺跡を保存しろっ、とかは言わないけど、でも、歴史的に貴重なものなんでしょ。

 学者さんが納得するまで調査だけは丹念にして欲しいものだと思います。

 だって、どんなことが分かるか、わくわくするじゃない。

 でもさ、縄文と弥生と、時代は違うけど、高台に住んでたんですね、古代の人って。

 やっぱ水はけのいいとこのがよかったんだね。

 だって、キャンプみたいなもんでしょ、昔の人の住まいって。

 あと、水場が近いことか。

 目黒・白金組は、目黒川まで降りてったのかな。

 一番町は?

 お堀? あれは江戸城と一緒にできたんでしょ。

 神田川まで行ったのかな。それとも、別の水路があったのかも。

 緑も濃かったんでしょうね。

 庭園美術館の隣の自然園とか、目黒のお不動産の境内とかをみると、結構な森だったんじゃないかと思います。

 でもって、ゆるやかな丘陵が広がってて。

 そんな中、高台に集落が点在していて、煮炊きの煙なんか上がってるとこを想像すると、なんかうっとりしますね。

 二千年か、もっと前の東京でございます。

 そしてそんな東京の一角に、たぶん高層の、お値段もお高いマンションがまたもや建つ模様でございます。

 目の前が皇居、半蔵門。

 24時間お巡りさんが立ってますよ。

 反対かしに出れば、ほんの数分で地下鉄半蔵門の駅です。

 便利じゃござんせんか、と思ったら、そんな高級マンションに暮らすひと、みんな車使うよ、って言われちゃいました。

 そらそうだ。

 え~い。あのあたり、もっと渋滞しちまえ。

 

 はい。本日は、変わりゆく東京というお話でした。

 麻布台ヒルズもまだ行ってないんだけどね。

 次回は・・あ、開戦の記念日だ。

 その日のupとなると・・・きっとそういうお話でしょう。

 てなわけで本日はここまでっ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。