まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 今日は、突然ですが、肉まんのお話です。

 いえ、暑いんで、団扇出したら、551のだったんですよ。

 ほら。

 なので、肉まんのお話です、って、なんのこっちゃ。

 左上の「あるとき!」って、なんなんですか。意味不明です。

 で、右の方にはちっちゃく[ぶたまん]とあります。

 関西じゃ、[ぶたまん]なんですよね。

 関東では、[肉まん]です。

 なんで?

 ん? 関西じゃ肉といえば牛なので、肉ではなく、分かりやすく豚と表示してある。はは~ん。

 関東じゃ、肉といえば豚ってことか。

 ってゆうか、肉食うこと滅多になかったかもね。

 はは。

 ところでこの[肉まん][ぶたまん]問題のついででいうと、井村屋さんは、関西でも[肉まん]の名前で販売してるんだそうです。

 一方、セブンイレブンさんでは、味付けや量の違いで、[肉まん][ぶたまん]の両方を販売してるんだってさ。

 ということはつまり、[肉まん][ぶたまん]、どっちでもいいってことだな。

 はは。

 ところでさ、ウィキで調べようと思うと、項目名は[中華まん]なんだよね。

 あ~、なるほど。みたいなことなんだけど、そこでひょっと思ったんだよね。

 [まん]って、なによ。

 本来、中華饅頭、肉饅頭、豚饅頭の略が、中華まん、肉まん、ぶたまん、でしょ。

 けど、今やもはや、誰も[じゅう]つけないよね。

 なんでだ?

 と思ったら、答えは簡単。

 ニッポンには饅頭ってゆう伝統的なお菓子があるから、甘いのとの混同を避けたんだよね。

 そんだけのことだ。

 ま、正直、日本人的に、あっちは饅頭で、こっちは中華まん。分かりやすいわな。

 けどさ、もともとは、きっとおんなしもんだよね。

 中国から伝わったわけでしょ。

 ん~と、小麦粉で作った皮に、甘いのやしょっぱいのや、いろんな具を詰めて、蒸すとかなんとかして作るわけでしょ。

 それがきっと、結構昔、奈良時代とかに伝わって、今の饅頭になった、と。

 中華まんの方は、横浜とか神戸とかの中華街で、明治の後半くらいから売り始めて、だんだんに定着してったもののようですね。

 ルーツは同じでも、全く違う進化をしたわけだ。

 あ、ちなみに中華まんの皮も日本で独自進化したみたいで、日本の中華まんとまったく同じものって、今の中国にはないみたいですよ。

 と、ここまできたんだけど、悪いけど、そんな食べたくなんないんだよね、中華まん。

 やっぱ冬のものだからでしょ。

 これから暑い夏迎えようかって時期に、中華まんって、ねぇ。

 というわけで、肉まん、または中華まんの話、冬場になってからまたやります。

 けど、その前に、ねた一個だけ。

 三国志で有名な諸葛亮さんのお話。

 南蛮征伐の帰り、川が氾濫して渡れなかったんだそうです。川を鎮めるには、この地では人間の頭を切り落としてささげる風習だった。

 人身御供ってゆうんですか。人柱です。

 けど、諸葛亮さん、戦で人命を失ったのに、これ以上犠牲は出せないと、小麦粉で作った皮に、牛や羊の肉を詰めて、人の頭のかわりに皮に投じると、見事に氾濫はおさまったんだって。

 これが饅頭の始まりなんですって。

 あは、肉まんが先だったんだ。

 でもって、いつ?

 3世紀ごろのこと。

 ふ~ん。

 けど、ちゃみ的には、饅頭の始まりがどうとかより、饅頭のじゅう(頭)って、人間の頭だったんだ、ってとこが、びっくりでございました。

 以後、中華まんまたは饅頭を食すときには、心の中で、頭さまに手を合わせたいと思います。

 もったいなや。

 

 はい、てなことで、本日のごまかしネタはここまでです。

 来週は?

 おや、もう夏至だ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。