まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 さて本日は、さくらの日なんだそうです。

 さくらを、39と読んで、3×9=27になるのと、七十二候ってゆう、二十四節気をさらに三つに分けたやつの[桜始開(さくらはじめてひらく)]の時期に重なるからなんですって。

 いいっすね。

 東京は今や満開でございます。

 もっとも、天気悪くて、なかなか気持ち良くお花見できないっすよね。

 どっかいいとこない?

 え? ワシントン?

 というのも、1912年 明治45年のこの日に、当時の東京市が贈呈した桜の苗木が、ワシントンはポトマック河畔に植樹されたのであります。

 これ、狙った?

 ううん。さくらの日は平成の制定なので、違うと思います。

 あれ? だったらさ、さくらの日決めるときに、さらにその昔、とかやれば、さらにもっともらしくなったのに。

 ちゃんと調べろよ、決めるときに。

 

 と、そんな春めいた今日この頃でございますが、もいっこめっけちゃいました。

 昨日、26日のことなんですけど、カチューシャの唄の日なんですって。

 知ってます? カチューシャの唄。

 え~っと、1914年 大正3年のこの日、帝劇において、トルストイ原作の[復活]というお芝居が上演されたことにちなんでおります・・って、なんのこっちゃ。

 わけわかんないんっすけど。

 え~と、このお芝居の主演が、松井須磨子さんという当時の人気女優さんです。

 で、演じた役名がカチューシャ。カチューシャの唄は、松井須磨子が歌った挿入歌でございます。

 この唄、5月にはレコードとして発売されちゃうんですね。

 でもって、まだ蓄音機・・って、分かる? 当時のレコード・プレイヤーね・・それすらまだ高価で、レコードも高価で、数千枚売れたらヒット作ってゆう時代に、二万枚以上も売れたんですって。

 大ヒットですよ。それどころか、ブーム現象が起きちゃうんですね。

 カチューシャ、といえば、お洒落っ、ってゆうイメージが出来上がり、やがて便乗商品がつぎつぎ登場したんですって。

 カチューシャ櫛とか、カチューシャ・リボンなんてものまであって、それぞれ、それなりに売れたんだそうです。

 そんな中に、その名もずばり、カチューシャってゆう商品があった。

 そっ。あのカチューシャです。ヘアバンドの。

 これ、わりと有名な話らしくって、昔に詳しい人は「あれだろ、松井須磨子がしてたやつが、そのままカチューシャって呼ばれるようになったんだろ」なんて話として伝わってます。

 ところが、今に残る舞台写真や、台本などの資料を当たっても、この舞台で松井須磨子さん、ヘアバンドなんてしてないんですって。

 つまり、あのカチューシャ、まるっきし創作の便乗商品だったらしいのですよ。

 しかし、時は過ぎ、カチューシャの唄も松井須磨子さんの名前も、すっかり忘れ去られた今日に至るまで、あのヘアバンドの名前として生き残っちゃったと、そういうことなんだ。ふえ~っ。

 なんかちょっと、ふえ~~っ。

 というわけで、あのヘアバンドをカチューシャと呼ぶのは、我が国だけなんですね。

 外国人とお話しするときにはお気をつけくださいまし。

 ちなみに英語では、不思議の国のアリスの主人公、アリスがヘアバンしてたことから、アリス・バンドと呼ぶことがあるんだとか。

 でも、アリスのって、あれ、布製だよね。

 ニホンの女子が小学生時代に、必ず一度は使うあれ、金属製の、バネってゆうか、反発力を利用して頭にくっつけるやつ、あれそもそも、外国にあるのかな?

 そういえば、見たことないかも。

 どなたか詳しい方がいたら、教えてくださいましまし。

 

 てなことで、本日はここまでです。

 面白かった?

 相変わらずくだんねぇなって感じもいたしますが、ま、いっか。

 あ、そういえばね、土曜日、蒼辰は、HSKってゆう中国政府がやってる中国語検定、受けてきたんだよ。

 初挑戦なんで、いっちゃん簡単な一級の試験。

 な、合格だろう、って当人は言ってるけどね。

 結果いつわかんの?

 えっ、一ヶ月後?

 そんなにかかんだ。

 中国で採点するから。

 まぁ、おおごとだこと。

 じゃその件は、結果わかったらまたそのとき。

 次回は、おや、もう月末だ。

 そんな話題だね、きっと。

 てなわけで、ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。