まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]でございます。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 そんなつもりでお付き合いくださいまし。

 

 暑さ寒さも彼岸まで。

 昔の人はい~こと言うなぁ。

 え? それほどじゃないんじゃないか、って?

 まぁまぁまぁ。

 あったかいじゃございませんんか、ここんとこ。

 なんかさ、にやにやしてくるよね、あったかいだけで。

 てなわけで、明日は春分の日でございます。

 祭日です。カレンダー、赤いです。

 のわりに、なにがおめでたいのか、よくわからない日でもあります。

 だってさ、別にイベント的なあれ、ないじゃん、春分の日。

 ん? 墓参り行けよ、って?

 あ、そうか・・・。

 けどさ・・墓参り、めでたくはないぜ。

 墓参りはめでたくないかもだけど、めでたいこともある、って?

 なに。

 春分の日、全世界で、昼と夜がほぼ同じ長さになる。

 ひょえ~っ・・って、それめでたいのか?

 やっぱなんかよくわかんねぇな。

 ま、ともかく、お彼岸でございます。

 春分の日と、秋分の日、太陽はほぼ真西に沈みます。

 極楽は、西にあるんですね。西方浄土でございます。

 そこで、真西、極楽浄土に向かって礼拝をした。それが、お彼岸の始まりなんだそうです。

 ところが、お彼岸、日本だけで、インドにも中国にもありません。

 そこで、日本古来の土俗信仰、太陽信仰で、豊作を祈願する[日の願い]が、[日願]となり、やがて仏教に取り込まれたのではないか、という説もあるんだそうです。

 まぁ、季節の分かれ目、境目ですよね。

 そっから、日の長さが変わるわけですから。

 昔々の人が、一年の中で、特別な意味を見出してた、ってのは、わかりますけどね。

 それが証拠に、イランではなんと、イノルーズといって、この日が元旦、一年の始まりなんですって。

 しかもこれ、アゼルバイジャンからアフリカまで、けっこ広い地域で祝われているとか。

 春分の日、やっぱけっこおめでたい日のようであります。

 今では、ご先祖様の魂が、年に二回、里帰りする期間となっております。

 春分、秋分の前後三日づつの一週間です。

 初日が、彼岸の入り。真ん中の日が、中日(ちゅうにち)。最終日が、彼岸の明けでございます。

 そして、なんつってもおはぎですよね。

 まいど申し上げるように、イベントたるもの、固有の食い物があるかどうかが、定着率に大きな影響を与えるものなのであります。

 その点、お彼岸のおはぎ、いい線いってますよね。

 だってさ、墓参りして、ご先祖さま偲ぶのに、やたらご馳走並べ立てても、ねぇ。

 まったり淹れたてのお茶におはぎ。

 ご先祖さまも納得のおもてなしでございます。

 これ、本来は、春がぼた餅、秋がおはぎ、なんですね。

 それぞれの季節に咲く牡丹と萩に由来しているんだとか。

 けどさ、萩もちが[おはぎ]は、上品な感じがするけど、牡丹もちが[ぼたもち]って、なんか自らランク下げてる感あるよね。

 なんかなかったのかね。[おぼた]とか、[たんもち]とか。

 やっぱへん?

 どしても[ぼたもち]か。なんか[おはぎ]よかがさつな感じは否めないのであります。

 それはともかく、[棚からぼたもち]の[ぼたもち]てなんだ? と、思ってたみなさま、[おはぎ]と」一緒ですよ。

 そしたらこんだ、こしあんかつぶあんか、はたまたきなこかごまか、そこんとこが気になったりしてね。

 あはは。

 

 はいっ。

 てなわけで、本日はここまででっす。

 そもそも今年の春分の日は、午前中からの墓参りはムリです。

 どしたってテレビ見ちゃうよね。

 そっ。WBCの準決勝です。

 がんばれ、ニッポン。

 そして次回は、F1、サウジアラビアGPのレビューの予定になってます。

 お楽しみにっ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。