まいどっ。

 ちゃみでっす。

 女子たち、忙しい?

 明日ですよ、明日。

 今年もやって参りましたの、バレンタインデーでございます。

 片や男子、どきどきしてる?

 べっちゃん、本命の告白とかじゃなくってもさぁ、やっぱ何個貰えるかな? とか、どきどきしたりすんのかな?

 今時って、どうなんだろ。

 ちょっと気になるよね。

 まぁね、分別くさい大人どもの中には、「商業主義に踊らされとる」みたいな見方もあるわけっすよ。

 バレンタインのばやい、60年代くらいのデパート? とかが煽った的なことは、ウィキとか見ても書いてあるけどね。

 時代的に言うと、その後に来るのがスーパー?

 でもって、季節季節のイベント煽るのは、なんつってもコンビニだよね。

 ついこないだの恵方巻きなんて、ちょっと前まではダァ~れも知らなかったのにね。

 つまりバレンタインも、季節商品売りたい人にそそのかされるまま、年中行事のひとつになっちゃったと。

 すなわち、商業主義に踊らされとると、そう言うことになるんだろうけど。

 ま、い~じゃん。

 すっかり定着しちゃったし。

 それに、あれだよね、今世紀に入ってからくらい? ちょっと肩の力抜けてきたよね、バレンタイン。

 義理チョコとか、流行らなくなったし。

 逆に、友チョコとかふつうになったし。

 い~んじゃないのかな。

 異性であれ同性であれ、年長であれ年下であれ、日頃から感謝してる相手がいるなら、その気持ちを年に一回、チョコレートに託す。

 そんくらいまでからの力抜けちゃうと、もう、そう硬い話もなしの、いいイベントになるんじゃないかなって、思うんだけど、どお?

 

 なので、ちょっと違う話、しよっか。

 あのさ、チョコレートの原料のカカオ豆って、南の熱帯地方とかで取れるじゃないですか。

 今、データ見ると、生産量一位がアフリカのコートジボアール、二位がちょっと意外なインドネシア、三位が有名なガーナ。あと、ナイジェリア、カメルーン、ブラジル、エクアドルと続きます。

 そうすっとさ、まぁ、あの、アフリカの国なんかでは、子供とかね、あと今時、奴隷とかね、そういう人たちが、カカオ栽培の現場で働いてたりするんだって。

 ま、働かされてる?

 あんまし、お金ももらえなかったりするんだよね。

 どうしてそうなるかってゆうと、カカオ豆が安い値段でしか売れないってことがあったりするわけね。

 そういうことが、私たちがお気軽にパクリと食べるチョコレートの中には含まれてるってゆうの、やっぱ覚えておいた方がいいかなって、思うわけよ。

 ほら、今、フェアトレードってあるじゃない。

 生産した人に、ちゃんとした利益が配分できるような、そういうビジネスにしましょうよ、みたいな運動ね。

 わりと見かけるのは、コーヒー豆なんだけど、気持ちとして、チョコレートにもそういうこと、気にしたいよね。

 チョコレートは、作るのに大きな工場がある大きな会社が必要だから、なかなか直接のフェアトレードはできないけど、気にすることならできるからね。

 

 この世界は、誰かが便利なら、誰かが見えない場所で働いてます。

 誰かのおかげで、少し幸せになれるなら、支えてくれた誰かにも、少しでいい、幸せであってほしい。

 そう思うことの積み重ねが、世界をほんのちょっと幸せにしてくれるなら。

 ちゃみはそう思います。

 ほんのちょっと、ほんのちょっとでいいから、そういうこと、忘れずにいたいなと思います。

 そんなこと考えるのも、バレンタインっぽくって、よくね?

 

 はいっ、てなことで、今回はここまで。

 次回は、あ、何も決まってません。

 それも[読むラヂオ]らしいや。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。