まいどっ。
ちゃみでっす。
さびぃ~っすねぇ。
雪、みなさんのお住まい周りはだいじょぶそうですか?
なんせ東京の人間、カンタン式のチェーンだってろくにつけたことないからね。
車でのお出かけや、外出時など、慣れないことばっかしですので、ぜひぜひご注意あそばされましまし。
でもね、明日明後日はあったかいんだって。
このムラってゆうんでしょうか、雪降ったり、三月なみにあったかかったり。これ、春近しのサインでございますよ。
うきうきしてきますね。
うきうきといえば、どこのスーパーもデパ地下もバレンタイン一色でございますですよ。
それもまぁ、あと三日くらいのもんか。
でもって、それ終わると、こんだひな祭りか。
小売業のみなさま、ご苦労様でございます。
そんなこんなの本日は、観劇の日なんですって。
なんで? と思ったら、帝劇が完成した日なんですね。
もちろん、今の帝劇じゃなくって、先代っつうか、初代のことでございますよ。
1911年 明治44年のこの日のことでございます。
場所は、今とおんなし。
日本で初めての洋風劇場だったんですって。
ってことは、あれか、いわゆる額縁舞台の劇場ってことっすかね。
それまで、江戸期以来の歌舞伎劇場形式しきゃなかったってことか。
はは~ん。こりゃ画期的なことだわ。
写真見ると、すんごいシックな建物ですよ。
明治風の洋風建築で。しかも隣にも、と思ったら、今も帝劇の隣にある東京會舘でした。
こちらも明治の洋館でございます。
そういえば、この並びって、明治時代からずらっと洋風の建物が並んでたんだよね。
はんたいかしのお隣が第一生命のビルで、こちら、戦後GHQ司令部ってゆうんですか? 占領軍の司令部になってて、マッカーサーのオフィスがあったビル。
でもって、東京會舘の向こうが明治安田生命のビルで、ここ、結婚式の前撮り、よくやってますよね。そんだけ、映えの建物でございます。
でもって、その東京駅寄りのお隣が三菱一号館ってゆうんですか。こちらも明治時代、由緒ある洋風建築があった場所でございます。
ねぇ、すごいよね。
もちろん、どのビルも今は建て替えられちゃって、超高層ビルになってますけど。
でも、下の方は、どのビルも昔の面影を伝えるようなカタチになってるのね。
計画的なんでしょうけど、見事なもんですよね。
我がニッポンの、近代化から現代への面影が今も感じられる仕掛け、いいっすよね。
ちゃみも蒼辰も、お仕事ではとんと縁がありませんが、この眺めはいいなと思っております。
そんな中、帝劇だけちょっとくすんじゃったんだよね。
よそがさ、みぃ~んな建て替えちゃったからね。
それも、正面は十階建てくらいの昔の面影のデザインで、ちょっと下がって見ると、その後ろに現代的な超高層って配置で揃ってる中、帝劇だけが前のまんまだったからね。
ちょと、くすんだ印象になっちゃったのはしょうがないかな。
今の帝劇は二代めの建物。1966年 昭和41年の完成だそうです。
それまでは昔の建物、あったんだね。
蒼辰、知ってた?
ありゃ、首振ってます。
その代わり? なに?
1967年くらいに、オリバーってミュージカルのロンドン・キャスト版の上演、見に行ったことがある。
なに? ぬあんとじゃないっすか。
ふ~ん。開場二年目の帝劇知ってるのか。
ジジィだな。
ひょえっ。
そんな二代め帝劇ですが、ついに、ってゆうんでしょうか、建て替え計画が進んでるそうです。
今の帝劇は、25年ってゆうから、再来年で一旦閉鎖になり、新しいビルで再オープンするのだそうです。
こういうのって、いっつもそうだけど、楽しみな反面、ちょと寂しくもあるよね。
歌舞伎座のときもそうだったもんね。
工事中、不便でもあるし。
でもま、楽しみにしましょうよ。
それと、残りの2年余りの間、一回くらい二代め帝劇に足を運んでおくのも、いいかもね。
そいでさ、あのへん、どんどこ立て替えるのね。
あの有楽町駅前の有楽ビルも建て替えだそうです。
ここ、有楽座って映画館が入ってるビルだよね。
蒼辰はここで[アメリカン・グラフィティ]ロードショウで見たそうです。
あと帝国ホテルも?
なんか、日比谷公園と一体の再開発だとか。
すんごいね。
どんどこ変わっていくんだね。
でも、大劇場でお芝居見るんだぞ、ってゆう、あのときめきはきっと変わらないよね。
昔の帝劇って、今日は三越、明日は帝劇って言われたくらい、東京を代表する社交場だったんでしょ。
そういう華やかさみたいなのが味わえる空間であって欲しいなって思います。
あと、手頃なお値段で美味しいもの食べられるお店もね。
楽しみぃ。
次回はバレンタイン前日。読むラヂオらしいチョコレートの話でもしようかな。
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。