まいどっ。
ちゃみでっす。
さて、本日、9月15日は老人の日、そしてこの日から21日までの一週間は、老人週間でございます。
ん？ ［敬老の日］じゃないの？
元々は9月15日だったけど、ハッピーマンデーで第三月曜日に動いちゃったやつ。
え？ こっちは老人福祉法によって定められたもの。
んじゃ、敬老の日は？
あちらは、国民の祝日に関する法律で定められたもの。
なんじゃいそりゃ。
ふたつあんのか。
ん？ 元々はひとつだったものが、いろんな経緯を経て、今のこの形になっちゃったんだ。
そも、元々ひとつだったのって、どんな感じなの？
てなわけで、老人の日、または敬老の日、調べてみたんですが、これ、意外な始まりでした。
1947年 昭和22年のことであります。
当時の、兵庫県多可郡野間谷村、現在は多可町八千代区でのこと。
ここ、地図見ると、結構山の中です。行ったことはありませんが、かなり昔話っぽいとこじゃないでしょうか。
その野間谷村の村長さんが、老人を大切にしようと、9月15日に、敬老会を開催したのが、敬老の日の始まりとされているんですって。
え？ え？ え？
兵庫県の、山の中の、ちっちゃい町、当時は村の、村長さんが始めた敬老会が、そもそも、なわけ？
意外っすよね。
けどこの村長さん、敬老会、いいことだから広めようよと、兵庫県の各市町村に呼びかけるんですね。
その甲斐あってか、1950年 昭和25年には、兵庫県が［としよりの日］を制定します。
さらに、翌年には、中央社会福祉協議会、現在の全国社会福祉協議会というところが、9月15日をとしよりの日と定め、21日までを運動習慣としました。
ははぁ、これが今のとしよりの日のルーツか。
そいで？
1963年 昭和38年には、老人福祉法で今もある老人の日と老人週間が定められ、そして、1966年 昭和41年、9月15日は、敬老の日として、国民の祝日になったのであります。
えらいっ。
誰がって、そもそもの村長さんでしょ。
ついに国民の祝日にしちゃったんだから。
ただし、なんですけど、9月15日って日付には、そんなに意味ないみたいですね。
その、そもそもの昭和22年のときも、農閑期だし、気候もいいしってことで決められたみたいです。
ま、いちおーね、養老の滝伝説にちなんでなんだとか、聖徳太子が悲田院ってゆう、今でいう福祉施設を作ったのにちなんだとか、こじつけ説はいくつかあるみたいですが、特別、9月15日、じゃ～ん、こういう日、ってゆうのはないみたいですね。
だから、ハッピーマンデーのときも、あっさり対象になったんだな、きっと。
ちなみに、当時存命だった元々の提唱者だった村長さんとか、全国老人クラブ連合会とかが、9月15日から移すことに反対したんだそうです。
けど、これはしゃあないね。
ちゃみが、ハッピーマンデーに慣れちゃったせいかもしれないけど、これ、連休になった方がハッピーですよ。
そもそも、週の真ん中、水曜日の祭日とかって、人気ないもの。
遊びに行くにもねぇ、あんま派手なことはできないし。
今年なんか、秋分の日が金曜日なったおかげで、2週連続の三連休ですよ。
しかも来週なんて、三日働くだけ。
こりゃ、誰もがこっちを歓迎しますよ。
え？ なに？ 三連休になると、家族で遊びに行っちゃって、年寄り、忘れられてる？
あ、そりゃ問題だ。
はい、本日は短いけど、ここまでです。
次回は、お、もうすぐお彼岸だ。
ってことは、お彼岸の話？
秋分の日の話？
はたまたおはぎの話？
こんだけ言っときゃ、蒼辰、意地になって違うことやらかすやろ。
うふっ。
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。