今は梅雨なので毎日毎日、雨降りだ。
梅雨だからしょうがない。
この歌は、そんな暗い気持ちを歌ったものだ。
つまり
雨の日はやだよお、でもどうにもできないよぉ
ということが言いたいのだろう。
歌詞の稚拙感は拭えないが
フォークソングとはそういうものだ。
そこがいいのだ。
これでいいのだ。

1971年4月、とうことは48年前。
そんなに最近の歌だったのかなぁという気がしている。
50年過ぎるのなんて一瞬だ。



~雨が空から降れば

作詞:別役実 作曲:小室等

雨が空から降れば
思い出は地面に染み込む
雨がしとしと降れば
思い出はしとしと滲む
黒いこうもり傘をさして
街を歩けば

あの街は雨の中
この街も雨の中
電信柱もポストも
故郷も雨の中

しょうがない
雨の日はしょうがない
公園のベンチで一人
お魚を釣れば
お魚もまた雨の中

しょうがない
雨の日はしょうがない
しょうがない
雨の日はしょうがない
しょうがない
雨の日はしょうがない