続 Bodyguard ~50~ | 櫻葉と嵐を愛し、画く世界

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うぐッ!

突然襲ったお腹の激痛

あまりの痛さに吐いてしまう

脂汗がダラダラ流れ
全身がガクガク震える


空と海が… っ……
助けてっ… 翔ちゃん!…

オレは翔ちゃんの手首を握って
必死に訴える


翔ちゃんはすぐに先生たちを呼んでくれ
手術の時間が急遽早まることに

それだけ危険な状態だというのは
この痛みだけでも十分感じた


オレは朦朧としながらも
翔ちゃんに言葉を残す


心からの願いを






貫「マサキくん!聞こえるかい?
今から背中に麻酔して、お腹切るからね!」

大「気をしっかりね!!赤ちゃんたち抱っこするんでしょ!!」

重たい瞼をこじ開け、先生たちの声に
何とかうなづいた


体を横にされて押さえられ、背中に麻酔の注射をされるとお腹の痛みは嘘のように引いた

っていうか
胸から下の感覚が全くない

けれどお腹をグリグリ押され、掻き回されてるような感じだけは分かった


栗「マサキさん!もうすぐ、もうすぐですよ!」

「…はぃ…」


どうか
どうか!
空も海も無事でありますように!

父ちゃん
母ちゃん
空と海を守って!お願い!!


グニンッ
お腹から引き出される感覚がする

貫「10時24分」

グニンッ

貫「10時26分」



産ま…れたの⁈

でも…声が、聴こえない…


先生や看護師さんたちが慌ただしく動き回ってる


空は?

海は?

誰か教えて!!







この声・・・ 空と海だ



栗「吸引の処置をしたりでちょっと遅くなりましたが無事産まれましたよ」

大「二人とも男の子だよ」

バスタオルに包んだ我が子たちを
両腕に抱かせてくれる



涙が溢れて止まらない





翔ちゃん…

オレね…こんな体だけど…

空と海
ちゃんと産んであげることができたよ…

抱っこすることも…できたんだよ…





つづく……


。・(ノД`)・。
空と海 良かったぁぁ