ダム湖に沈んだ徳山村 | 60からの一歩

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60歳から時間にゆとりができ、始めたことにオカリナ・読書・ブログ・カメラ・車中泊の旅などあります。
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木曽川水系の」揖斐川の上流に作られた徳山ダム。
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揖斐川の上流に2006年に完成した徳山ダムは、多目的ダムでは日本最大のダムです。


総貯水量が日本一で,6億6000万立方m。

浜名湖の2倍、東京ドームの532個分。


堤の高さは161mで、日本3番目。

(1位・黒部ダム186m、2位・高瀬ダム176m)


総工費3500億円で日本一.


洪水調節、工業用水、上水道、発電の多目的ダムです。


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90トンダンプのタイヤ。



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近くにこのような岩や粘土質の土があることが、ロックフイルダムを作ることができる条件です。

黒部ダムの様なアーチ型のダムは両側の山に水圧がかかるのです。

しかし、ロックフィル式は、一つの山を作って水を堰き止めるので、地盤軟弱地帯には適しています。

ロックフイル式のダムは岐阜県には、御母衣ダムhttp://ameblo.jp/1949-miyuki/day-20120510.html や岩屋ダムがあります。

御母衣ダムは作られた当時は東洋一の規模でした。

今はこの徳山ダムが、ずっと大きく記録を塗り替えています。
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60からの一歩 下から見上げたり、堰堤を歩いたりした後、車でダム湖の上流へ行ってきました。
60からの一歩 466戸・1500人が住んでた徳山全村民がこの故郷を後にしました。

その中心になってた本郷の地区が、沈んでるところです。

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この地を離れたくない人達も多かった事でしょう。

しかし、徳山村の名は消えました。


徳山湖と名がつけられたダム湖は、この模型のように谷々の八部落をのみ込んだのです。
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