コムラサキには、地色が茶褐色の普通型のほかに、地色が黒褐色の黒色型(クロコムラサキ)がいます。翅表の斑紋も、普通型が黄褐色であるのに対し、クロコムラサキは白色です。この両型はメンデル式遺伝をすることで知られています。クロコムラサキは劣性で産地は局限され、個体数は極めて少ないと言われています。
富山県内では、氷見市で比較的高率(約10%)でクロコムラサキが現れるが、その他の地域では県下の十数か所で散発的に記録されているだけとされています。
下の写真は熟したウメの実で吸汁していたクロコムラサキです。

《ウメの実で吸汁するクロコムラサキ 2007/09/15》