スギ林がときどき混じる小さな沢沿いのコナラなどの雑木林の中の道を歩いていると、歩くたびに両側の下草の間などから小さな蛾がいくつも飛び出し、また葉の裏側などに隠れてとまります(シャクガの仲間だと思います)。そんな中、近づいてもじっと葉の上にとまっている蛾がいました。
薄い茶色で、切れ込みが大きく、尾状突起のようなものがある特徴的な蛾です。見た感じからシャクガの仲間だろうと思い、ウェブサイト「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」のシャクガ科の成虫縮小画像一覧の写真を1枚ずつ見ていきましたが、写真と似た蛾がいません。気を取り直して3度ほど見直しましたが見つからないので、これはおかしいと気づきました。
試しに、同サイトの科一覧で、シャクガ科の前に載っているツバメガ科の成虫縮小画像一覧の写真を見ていくと、似た翅形の写真がいくつかでてきました。結論的には、フタオガ亜科のクロホシフタオではないかと思います。
これだけ何度も調べた蛾でも、名前などはすぐに忘れてしまいます。年相応の「物忘れ」なのでしょうか?

《下草の葉の上にとまっていたクロホシフタオ 2022/06/18》

《下草の葉の上にとまっていたクロホシフタオ 2022/06/18》