道路地図を見ると、富山市郊外の自宅近くには意外とたくさんの神社があります。明治維新後の社格制度でいうといずれも郷社か村社にあたるもので、規模は大きくありませんが、スギを主体にモミやケヤキ、エノキ、マツなどの大木が生えています。現在地への引っ越し当初、自転車で30分ほどの範囲にある神社をすべて見て回りました。当時は「スギカミキリ」「ジグモ」に興味があったので、それらの気配がないか探して回っていたのです。
犬との散歩の途中にあるそれらの神社のうちの一つで、アブラゼミの交尾を探していたとき、マツの大木の根元にできた小さな洞にウバタマムシを見つけました。
ウバタマムシは、マツの仲間に集まる24~40mmの大型のタマムシで、幼虫はマツの仲間の枯材で育ちます。成虫もマツの葉などを食べるようです。

《マツ根元の洞にいたウバタマムシ 2018/08/19》

《マツ根元の洞にいたウバタマムシ 2018/08/19》
※ ここで、参考までに、私のフィールドなどでの七癖を紹介します。
① 太い木があると、幹の上に何か止まっていないか探したくなる。
② 樹皮が剥がれかかっていると、剥がして何か潜んでいないか探したくなる。
③ 腐朽が進んだ倒木を見かけると、壊して何か潜んでいないか探したくなる。
④ 樹液の匂いが漂ってくると、そこを覗いてみたくなる。
⑤ 生木が積んであると、何かきていないか探したくなる。
⑥ 水のない側溝があると、何か落ちていないか探したくなる。
⑦ ロードキルされた動物を見かけると、車を止めて写真を撮りたくなる。
どれも、ふつうの人たちからみれば尋常ではない行動に近いので、できるだけ不審者にみられないよう心がけています。