今年の撮影目標の一つがスギカミキリです。スギカミキリは3月~4月、ソメイヨシノの咲く頃に成虫が出てくるというので、サクラが満開の公園に出かけました。
広い公園の中には、里山の自然がそのまま残されたままのところもあり、スギなどの大木が点々と残されて整備たところもあります。前から目星をつけていたスギカミリの脱出口のあるスギで探し始めました。スギカミキリの古い脱出口はたくさんありますが、新しい脱出口は見当たりません。何度か幹の周りを探していると、樹皮の隙間から、黒褐色で上翅に黄褐色紋が特徴的なスギカミキリの下半身が見えました。
常道に従い、とりあえずそのままの状態で写真を撮り、しずかに樹皮を捲って全身が見えるようにして写真を撮りました。でも、まだ気温が低いのか、全然動きません。もう少し条件のよいところに移して写し直そうと、スギカミキリを掴むと、乾いた感触でバラバラになって落ちてしまいました。残念ながら、前の年に死んでいたもののようです。
公園の中にあるスギの大木を1時間ほど見て歩きましたが、スギカミキリ脱出口のあるスギは少なく、スギカミキリも見つかりませんでした。

《スギカミキリ(死体)の見つかったスギ 2016/04/06》

《スギガミキリの古い脱出口 2016/04/06》

《スギの樹皮の下に潜むスギカミキリ(死体) 2016/04/06》

《スギカミキリ(上の写真の樹皮を剥がしたもの) 2016/04/06》