(6月上旬の観察記録です。)
トンボ池から流れ出る細流の周辺では、翅を広げてとまっている中型のサナエトンボをよく見かけます。サナエトンボの特徴の一つは、左右の複眼が接していないことです。
サナエトンボはよく似た種が多くて区別に困りますが、〈中型で翅胸部前面にL字状の太い黄斑があること〉、〈♂の尾部上付属器が下付属器とほぼ同じ長さなこと〉、〈頼成の森周辺の分布状況〉などから、ヤマサナエだと思います。
ヤマサナエは、「県西部から中部を中心に広く分布するが、山間部では局所的で…標高が500mを超えると見られなくなることが多い」(『富山県のトンボ』)です。

《岩の上で縄張りを見張るヤマサナエの♂ 2014/06/04》

《岩の上で縄張りを見張るヤマサナエの♂ 2014/06/04》