人工的に整備され、薬剤散布や除草などの管理がきちんとされた都市公園も、年数が経つにつれ樹木が大きくなり、枯れ枝や洞ができるなど生きものにとって環境の多様性が増してくるようです。

シラカシの大木の幹にできた洞を覗いてみると、黒光りのするちょっと大きめの虫が潜んでいました。コクワガタの♂でした。

コクワガタは、このあたりでは最も普通に見られるクワガタムシです。ヒラタクワガタなどと似ていますが、♂では大あごの前から1/3くらいのところに内歯(出っ張り)が1対あります。大きさには変異が大きく、小さな♂ではこの内歯が目立たなくなり、別の種類のように見えます。

《シラカシの幹にできた洞 2012/09/07》

《洞の中に潜むコクワガタ♂ 2012/08/07》

《コクワガタ♂ 2012/08/07》