刑務所の塀 | @1945ashizawa

刑務所の塀

 このほど広島刑務所でとびきりのワルが脱走。ようやく54時間後に捕まって 一般市民も胸をなでおろしたが、一般的に刑務所の塀はどうなっているのだろうか。


 横浜の港南区に横浜刑務所~関連組織として拘置所と少年院がある。 収容能力は1200名というから、かなり大規模な施設だ。いまでは付近はすっかり市街地化がすすんでいる。


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 この刑務所は1936(昭11)年にできたそうで、近年に若干敷地が縮小されたものらしく、隣接する区役所の外来用駐車場には、いまも昔の刑務所の塀の一部が残っている。


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 ちなみに塀は鉄筋コンクリート製で、砂利に混じってレンガ片が骨材に使われている。


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 内側には当然のこと 足がかりになるようなものはまったくなく、のっべらぼう。


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 塀の高さは約5mほどもあり、40歳の男は工事中の足場などをつたって外界に飛び降りたそうだ。


 しかし現在の塀は耐震性を向上させて このように。


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 要所には監視カメラを設置。しかし今回の広島では画面を監視する人員が1名で不十分だったようだ。刑務所は忌諱施設なので どのような事情があるにせよ 脱走を許してしまうことだけは止めてもらいたいものだ。