山口恵以子さんの「ゆうれい居酒屋2 スパイシーな鯛」を読みました。
変わりゆく新小岩を舞台に替わらぬ人の情を書いて生きたい、これが作者の思いです。
新小岩駅南口、商店街の路地裏にある居酒屋・米屋。ここには、甘酸っぱい初恋やピリ辛の下積み時代、ほろ苦い嘘や挫折など、人生の喜怒哀楽にそっと寄り添い、あなたの背中を押してくれる美味しい料理とお酒があります。素敵な出会いと切ない秘密、読めば必ず元気になれる、ちょっと不思議で温かい居酒屋物語、待望の第2弾。
目次
第1話 昆虫少年のあこがれ
第2話 謎の漢方医
第3話 煮しめた羽織
第4話 無理篇にげんこつ
第5話 スパイシーな鯛
今回も美味しく、楽しく、心なごみました。
第4話に出てくる無理篇にげんこつは相撲界の兄弟子ということを初めて知りました。
元関取の温かい心に気持ち迄ぬくもりました。
第5話 「しょぼくれた居酒屋の女将だってこれくらいの矜持と気概があるんですよ。だからお客さん、あなたはもっと誇り高く生きてください」。
このセリフは良かったですね。次の巻も読みます!!!