夏川草介・「本を守ろうとする猫の話」を読みました。これまで神様のカルテ1，2を読んでいて好きな作家です。
夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。
本を読みながら、何度も付箋を貼りました。ところどころに気になる言葉が出てきたからです。
本には大きな力がある
人を思いやる心を持っている者
自分自身を信じなくてどうするのか
本はもしかしたら”人を思う心“を教えてくれるんじゃないかって
私の読書は乱読でジャンルもあまりこだわりませんけど、一生読書は続けるでしょう。