太宰治の「女生徒」を読みました。 | ゴルフ命おじさんのブログ

ゴルフ命おじさんのブログ

ゴルフの好きな79歳の男。時代小説,警察小説が好きです。美味しい酒と料理にありつければ嬉しいです。

太宰治の「女生徒」を読みました。原田ひ香さんの「図書館のお夜食」に出てきましたのでちょっと図書館で借りてきました。

 

14歳の女生徒の、起床から就寝までが日記のようにつづられている作品です。思春期の不安定な心情を描き出しているところが評価されたようです。

 

14歳の主人公は、母親と2人で暮らしています。うきうきした気分かと思いきや、急に意地悪な気持ちになったりします。

母親のことを気に食わなく思っ高と思いきや、急に愛おしくなってきます。主人公は学校に行って授業を受け、帰宅途中の妊婦に嫌悪感を抱きました。そして、世の中や幸福について考えを巡らせます。

 

79歳の私としてはただ読んだという作品でした。作品の良さなどはよく理解できませんでした。

 

注:

太宰 治(だざい おさむ、1909年明治42年〉6月19日 - 1948年昭和23年〉6月13日)は、日本小説家。本名は津島 修治(つしま しゅうじ)。左翼活動での挫折後は、自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を次々に発表。主な作品に『走れメロス』『津軽』『人間失格』がある。没落した華族の女を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。戦後はその作風から、坂口安吾織田作之助石川淳檀一雄らとともに新戯作派無頼派と称されたが、典型的な自己破滅型の私小説作家であった。