幸田文さんの「木」を読みました。 | ゴルフ命おじさんのブログ

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ゴルフの好きな79歳の男。時代小説,警察小説が好きです。美味しい酒と料理にありつければ嬉しいです。

幸田文さんの「木」を読みました。映画PERFECT DAYSで主人公演じる役所広司さんが読んでいましたので図書館で借りたものです。

樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。その木の来し方、行く末に思いを馳せる著者の透徹した眼は、木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで見通す。倒木に着床発芽するえぞ松の倒木更新、娘に買ってやらなかった鉢植えの藤、様相を一変させる縄紋杉の風格……。北は北海道、南は屋久島まで、生命の手触りを写す名随筆。


幸田文 プロフィール

(1904-1990) 東京生れ。幸田露伴次女。1928(昭和3)年、清酒問屋に嫁ぐも、十年後に離婚、娘を連れて晩年の父のもとに帰る。露伴の没後、父を追憶する文章を続けて発表、たちまち注目されるところとなり、1954年の『黒い裾』により読売文学賞を受賞。1956年の『流れる』は新潮社文学賞、日本芸術院賞の両賞を得た。他の作品に『闘』(女流文学賞)、『崩れ』『包む』など。


この本を読んで、これまで79年生きてきましたので私もいろんな木を見てきたなと思い返しました。


北は北海道から南は沖縄まで、ヨーロッパ、中国、韓国、シンガポール、オーストラリア・・・・・・本当に世界はいろんな木であふれています。

木の存在は私たちに憩いと潤いを与えてくれますので、大変ありがたいです。


今回幸田文さんのエッセイを読んで改めて木の魅力に気が付きました。

何件かは実際に行ってみたいと思いました。

良い本でした、お薦めです!!!