辻堂魁「女房を娶らば」花川戸町自身番日記を読み見ました。これまで読んだ作品とちょっと変わっていました。剣劇シーンはあまりありませんでした。
愚かと言われても、夫を想う気持ちは一所懸命――。
拉致された亭主を救うため、妻が江戸に大騒動を巻き起こす!
浅草花川戸近くの橋場町の渡しで追剥ぎ騒動があった。疑われたのは自身番の書役可一が妹のように可愛がっているお志奈の亭主三太郎だった。三太郎は札付きのろくでなしで、用心棒風体に攫われてしまう。身を案じたお志奈は、単身、仰天の救出行に打って出た! そこで出会ったのは、病弱の夫を養う浪人の妻、南町奉行の妻――三者三様の夫婦の絆を描く至高の時代小説。
どうやらシリーズの2作目のようです。
自身番の書き役の主人公は影が薄い。事件を動かしたのはぐうたら亭主を助けるべく無謀なかどわかし企てたお志奈、かどわかされた奉行の妻・瑞枝、潜伏先の長屋の隣人・須磨。
三人の生き方がそれぞれで、気持ちよく読むことが出来ました。
最後が悲しかったですが・・・・・・ どんでん返し。
