中山七里「秋山善吉工務店」を読みました。中山さんはこんな作品も描くのですね。
「爺っちゃん、あんた一体何者なんだ?」「ただの大工だ」極上の人情ミステリー。
火災で家と主を失った秋山家。残された妻子は亡き夫の実家「秋山善吉工務店」に身を寄せるも、慣れない祖父母との暮らしは災難続き。一方、警視庁捜査一課の宮藤は、秋山家の火災は放火だったのではと調べ始め……一家のピンチを善吉爺ちゃんが救う!
目次
1, 太一、奮闘する
2, 雅彦、迷走する
3, 景子、困惑する
4, 宮藤、追及する
5, 善吉、立ちはだかる
それぞれに焦点を当てて、物語は進んでいく。
1,2は孫の成長物語、どちらも善吉爺ちゃんがもめ事をきっちり解決する。スカッとします
3,パートで働きだした景子さんの問題を姑・春江さんが見事に解決。
4,5は刑事と善吉さんの丁々発止の知恵比べ。
最後は少し悲しくなりましたが、中山さんなりのどんでん返しでした。
この物語は光文社から「アットホームな家族もので、スリリングで、社会問題を提起し、ミステリーで、読後感が爽やかで、どんでん返しは必須」などのリクエストにこたえる形で完成させたもののようです。
面白かったです!!!
