岡本さとる 「豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬」を読みました。
久しぶりの居酒屋シリーズ第3巻です。
「お花という女がおりましてねえ」。渡世人として苛烈に生きてきた牛頭の五郎蔵。彼には人生に思い残したことがあるという。若い頃、一緒に料理屋を開く夢を抱き、献立を考えては笑い合った想い人。晩年を迎えた今、その女がどうしているかが気になると遠慮がちに語った。意を汲んで調べ始めたお夏。だが、その女は――。新シリーズ、感涙の第三弾。
人情噺が4話
豆腐尽くし、料理屋、酔い醒まし、ぶっかけ飯です。
どれも面白かったですが、五郎蔵親分が若い頃誓った花との悲しい別れ、そして年月を経て花の娘と会い、花の想いを伝えられる(豆腐尽くし)にはほろっとしました。
ぶっかけ飯では婿養子の辛さをすっきりとお夏一同は解決してくれました。
面白い小説は初冬の夜長にはちょうどいい塩梅でした。おすすめ本!!
