火坂雅志「新選組魔道剣」を読みました、短編が7つ。
新選組にまつわる怪奇な話を編めたものでした。
『天地人』の原作者が描く連作短篇集。幕末、近藤勇、土方歳三などの新選組隊士たちと、京の怪しい場所が絡み合うと事件が始まる
作者は大河ドラマ「天地人」の作者です。今回はかなり軽い語り口で気楽に読むことができました。
目次
勇の腰痛
祇園の女
くらくら鞍馬
秘事
狐憑き
石段下の闇
古疵
近藤勇、土方歳三、藤堂平助など馴染みの御仁が出てきます、ユーモア、エロ、怪奇・・・
いろいろあり楽しかったです。これまでの勤皇と佐幕という話ではなく、剣劇シーンもあまり無い珍しい時代小説でした。