朝井リョウ/何様を読みました | ゴルフ命おじさんのブログ

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ゴルフの好きな80歳の男。時代小説,警察小説が好きです。美味しい酒と料理にありつければ嬉しいです。

表題作の最終第六話は、入社一年目で人事部に異動となった男の物語だ。まだ「何者」でもない自分が、人を選び優劣をジャッジするだなんて「何様」か? その問いが自家中毒を起こしかけた先で、語られなかった言葉が、語られる。その瞬間、これまで見えていた世界が、まるで違ったものとして立ち現れる。

 

何者になっただなんて、何様のつもりなんだろう・・・・・・

(帯より)

 

「桐島、部活をやめるってよ」以来の朝井リョウです。

 

    • 水曜日の南階段はきれい
    • それでは二人組を作ってください
    • 逆算
    • 君だけの絶対
    • むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった
    • 何様

高校3年生から大学生、就活、そして社会人1年生の話です。

 

私が感心したのは、「何様」でした。50年以上前に就職試験を受けた頃を思い出しました。

 

当時は大講堂で筆記試験があり、後日簡単な身体検査と役員面接があったように記憶しています。

 

地方の国立大学生にとっては、何もかも珍しいことばかりでした。宿泊はホテルではなく大学の先輩の寮に泊めてもらいました。

 

すべてが遠い昔の思い出です。入社当時の同期とはいまだに交際が続いています。

就職は、人生のスタートにとって大きな役割を担うものですね。

 

こんなことを思いださせてくれる本でした。