図書館で見つけた本です、初めての作家・安住洋子「遥かなる城沼」を読みました。
家族、友人、恩師・・・・・・。
特別な才覚がないことに悩みつつも誠実に生きる惣一郎。
一人の男の成長を人情味あふれる筆致で描きながら、
愛情や友情の大切さを謳いあげる感動の長編時代小説。
館林藩士である村瀬家の長男惣一郎は、秀才の弟、剣の才を持つ妹と塾や道場に通うのが苦痛になっていた。兄としてふがいない思いになるのだ。父は「頭が良い者だけが優れているわけではない。人は良い心がけで成長していくものではないか」と話してくれた。惣一郎の成長とともに、周りではさまざまな出来事が起きる。友の離反、父の病、筆頭家老の殺害、館林から浜田への国替え・・・・・・・
(帯より)
少年から成年への青春物語です。読んでいまして、ぐいぐいひかれるものはなかったのですが、最後まで読んでしまいました。
時代小説は、やはり葉室麟さんなどの方が私にはぴったりです。
それにしても国替えは大変な労力を要します。館林藩(群馬県)から浜田藩(島根県)への国替えは、多くの家臣が家財道具等を荷車に乗せ歩いていくのだから大変なことです。藩替えは徳川幕府の統治政策とはいえ、該当する藩は苦渋の選択をしなければならなかったでしょう。
