縄田一男編・時代小説短編アンソロジー3「武士道」を読みました。
九鬼の剣 池波正太郎
主家の士道が蔑ろにされていることを憂えた家老が選んだ困難な道とは。
男一代の記 海音寺潮五郎
男一代の型破りで豪胆な男の一代記。
仲秋十五日 滝口康彦
七年という年月を経て明らかになる夫の死の真相。
男伊達 安倍龍太郎
武士と町人―互いに認め合いながらも、配下のいさかいから起きる悲劇。
百年後の士道 高橋直樹
吉良家側から描く赤穂浪士の討ち入り秘話。
梅一枝 柴田錬三郎
数奇な運命を生きた剣客の生と死。
笊ノ目万兵衛門外 山田風太郎
悪を憎む鬼同心に降りかかる数々の悲劇。
男たちの熱い思いに圧倒される、傑作七編が収録されています。
丁度大相撲の高景勝が大関昇進の口上で「武士道」を語っていたのが印象的です。現代の武士道とはいかなるものでしょう?
