伊集院静さんの「琥珀の夢」上巻を読みました。サントリーの創業者・鳥居信次郎さんの戦いです。
明治12年1月30日、大阪船場で生まれた信治郎は次男坊。小西儀助商店に13歳で丁稚奉公に入る。商店は薬種問屋ですが、そこで輸入品の葡萄酒やウイスキーと出会い、自分でもと思いを馳せる。
好奇心と図抜けた行動力で丁稚奉公時代にいろんな人と出会い、信治郎は近江商人の「三方よし」の精神を学ぶ。
丁稚奉公を終えた信次郎は有り金をはたき、神戸から小樽へ船旅をし、実家で葡萄酒造りを始めるまでが上巻です。
いきなり初めに、自転車屋で丁稚奉公をしていた松下幸之助が出てきてビックリしましたが、この出会い以来幸之助は信治郎を商いの師として敬愛し神様と言われるまでになるのです。
また、母の「陰徳」の教えは「三方よし」と共にその後の信治郎の経営哲学の根底を成すものとなっていきます。
下巻を読んでいますが、一気読みの感じです。
