森村誠一さんの「深海の寓話」・角川書店を読みました。
本当に久しぶりの森村さんです。
「私製の正義」を実行するため、定年刑事が奔走する!
元刑事の鯨井義信は、環状線で黒服集団に囲まれた柚木雅子を、同じく定年後の常連と協力して救ったことをきっかけに、私製の正義の実現を目指す。
あまたの犯罪の芽を摘んだ鯨井たちは、「正義」の考えを新たにする。(帯より)
この本を読んでいて、有川浩さんの「三匹のおっさん」を思い浮かべました。
三匹のおっさんはいわば町内会の守り役でしたが、森村さんの小説はもっとスケールを大きくし、元刑事の鯨井をはじめ、元戦場カメラマン、元新聞記者など、元専門職ばかりが活躍する痛快劇です。
目次
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人生の大海
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私製の正義
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生きる手応え
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9.深海のオアシス
まで、法や組織の倫理に依らず、自らの正義を貫くことを決意した仲間と共に、現役期にはかなわなかった信念と愛をつかみ取る、男のロマンティシズムです。
この本は図書館の新刊書で見つけたものです、誰も読んでない本を図書館で借りるのも嬉しかったです。

