朝井まかてさんの「落陽」を読みました/明治神宮造営 | ゴルフ命おじさんのブログ

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朝井まかてさんの「落陽」を読みました。

 

出足のごろつき新聞記者の話に、違和感を覚えながら読み進めました。

 

しかしながら、明治天皇の崩御を契機に、渋沢栄一をはじめ民間主導で神宮の杜の造営計画が動き出したあたりからぐっと引きつけられました。

 

150年後の完成を見据えてスタートした鎮守の森、それに伴う明治天皇に対する万民の思いは10万本の献木、圧倒的な勤労奉仕などを得て大正9年11月1日に完成しました。

 

従来の朝井さんの従来の作品とは趣が異なっていますが、植物や植木などに対する目の付けどころはやっぱり同じものを感じました。

 

造営に取り組んだ3人の学者の100年、150年先を見据えた壮大な考え方には感動しました。

 

今の明治神宮を訪れた人は、ここが全くの人工林とは想像もできないでしょう。また、奇しくも平成32年(2020)、東京オリンピック・パラリンピック開催の年に鎮座百年を迎えます。

 

余談ですが、

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本を植栽した人工林です。面積は70万平方メートル、豊かな森に成長し、国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。(明治神宮ホームページより)