森絵都さんの「風に舞いあがるビニールシート」文藝春秋刊を読みました。図書館で偶然見つけ、タイトルにひかれて借りたものです。6つの短編で構成されていまして、比較的すらすらと読めました。とっかかりはどの作品も少し回転が悪いような気がしましたが、途中からぐいぐいと引き込まれていきました。
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どれも好きですが、やはりタイトルになっている、「風に舞いあがるビニールシート」が一番です。国連難民高等弁務官事務所に勤務する女性の生き方ですが、恋人との考え方の違いから破局を迎えます。しかしながら、彼の死後立ち直れずにいた彼女も、彼の死の瞬間を知ることによって、新しい一歩を踏み出していきます。
後で知ったのですが、本作品は第135回直木賞を受賞しています。