今日も雨が降ってよけいに肌寒く鬱陶しいですね。こんな日の気分転換、上手にできたらいいですね。私はだめです。自分の感情に引っ張られて一日沈んだままなことが多いです。せいぜい本を読んで気晴らしする、いい本に当たれば気分も晴れる、単純ですね。

 

 最近、河井寛次郎さの本を読み、そのあとテレビで知った吞み鉄本線日本旅の六角精児の「三角でもなく 四角でもなく 六角精児」を読んだ。超々まじめで哲人を生きたような河井寛次郎さん、一方の六角精児さんは、河井さんと並べて書くのがはばかれるくらいのシッチャかメッチャかな生きざま、破れ太鼓か糸の切れた凧かというくらい自由奔放無責任男、それでも山頭火よりはましか、という人であります。ところが、同時にこの対照的な二人の本を読んだ後は、なぜか出鱈目男六角精児のほうが好きになってきた。しかも吞み鉄本線日本旅のなかで六角精児のギタ-を引きながら歌っているフォーソングがいいんですよ。どうでもいい歌詞とどうでもいい六角精児が重なって聞こえてくる。得な奴だなぁと思う。

 

 私は何が言いたくてこれを書いているのかわからなくなってきた。やめます。最後に、六角精児さんは現役のバリバリ現代の人です。遅咲きの人かもしれません。ぼろくそに書いてすみません。