「光明院通信・秋彼岸号」の校正を2回した。完成品を見たら、太陽寺現副住職の指摘のあった苗字の狐島が違っていた。獣へんではなく、左の遍は子で正確なのは孤島なのに。朝10時頃に職員が、いつ刷り上がるかを電話で聴いた。

月曜日の午前中に出来ると言われたと報告があった。

 

2回目の校正されたものを見たら、「狐島」となっていた。

正しいのは「孤島」だ。名前は間違ってはいけない。

 

再度、野口印刷に電話した。「印刷に入りましたか?」「1500部、全て印刷してあとは新聞の大きさにカットするだけです」「一字だけですけど間違いがあり、名前ですから、それもその人のことを書いた名前ですから絶対に間違えてはいけないので、申し訳ないですが、刷り直してください。印刷してしまった分は支払いますから」

「印刷し直すのですね」「お願いします」

一字の間違いのために、4ページ・1500部の寺報をやり直すことになった。

他の間違いなら、次号にお詫びと訂正分を載せるのだが、追悼文のその人の名前を間違えては、絶対だめだ。ましてやそのご子息に注意を受けたのだから。

 

平成4年10月3日・総本山長谷寺。傳法大会厳修記念

光明院通信内の2ページ目「追悼」に載せた写真。右の白い衣が小生。

 

午後、檀家の方お二人で相談に来られた。解決することを何か話したわけではないが、住職と話してホッとしました。安心しましたと言われた。

お役に立てて幸いだった。